• 76歳の料理研究家・横山タカ子さんは、病気知らずですこぶる元気。健康の秘訣は、毎日の食にありました。横山さんが実践する、筋肉をふやすために食べている食材「塩さば」と、それを使った「さばちらし」のつくり方を教えていただきました
    (『わたしが元気なのはこれを食べているから』より)

    筋肉をふやす食材、青背の魚「塩さば」

    画像: 筋肉をふやす食材、青背の魚「塩さば」

    海のない信州では、昔は魚といえば塩漬けや干物を指していました。なかでも塩さばは、もっとも親しまれてきた魚。塩漬けにすると保存性が高まり、臭みは抜けて、うまみが凝縮します。

    塩さばは焼いて食べるほか、塩抜きすれば煮魚にもなります。また、酢じめにすればしめさばに。このしめさばでつくる「さばずし」は信州の伝統食です。

    さばやいわしなど青背の魚は、体をつくるたんぱく質はもちろん、良質な脂質を多く含みます。その脂質とは、脳の働きをよくするDHA(ドコサヘキサエン酸)と、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)。青背の魚で、年齢とともに必要になる栄養素をしっかりとりたいものです。

    さばちらしのつくり方

    画像: さばちらしのつくり方

    塩さばでつくるおすしは、信州南部の飯田市伊豆木地方に古くから伝わる郷土食です。

    塩さばは、焼いてもおいしいけれど、酢じめにすると、また違う食感が楽しめます。

    材料(3〜4人分)

    ● 塩さば(三枚おろし)1尾分
    ● A
    ・酢100mL
    ・砂糖大さじ2
    ● 米2合
    ● すし酢
    ・酢大さじ4
    ・砂糖大さじ1
    ・塩小さじ1
    ● しょうがの甘酢漬け適量

    つくり方

     塩さばはバットに並べて、混ぜたAを注ぎ、一晩(8時間)つけておく。

    画像: 塩さばは、甘酢(塩は入れない)につけて一晩(8時間)おき、しめさばをつくる

    塩さばは、甘酢(塩は入れない)につけて一晩(8時間)おき、しめさばをつくる

     米は洗って30分ほど浸水させ、やや少なめの水加減で炊く。

     のさばの薄皮をむき、食べやすい大きさに切る。すし酢の材料をよく混ぜる。

    画像: 酢につけると薄皮がはがしやすくなる。頭のほうの皮をつまんで下に引くと一気にはがせる

    酢につけると薄皮がはがしやすくなる。頭のほうの皮をつまんで下に引くと一気にはがせる

     を盤台に移してすし酢を回しかけ、しゃもじで切り混ぜながら冷ます。さばを混ぜて器に盛り、しょうがの甘酢漬けをのせる。

    本記事は『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)からの抜粋です

    〈撮影/澤木央子 スタイリング/久保原惠理 取材・文/山中純子〉


    画像: つくり方

    横山 タカ子(よこやま・たかこ)

    長野県大町市生まれ、長野市在住。長年にわたり信州の郷土料理や行事食の研究を重ね、食材のよさを生かした家庭料理にアレンジ。その料理は簡単でおいしく、体にいいものばかりと人気を博している。著書に『私の梅仕事』(扶桑社)、『74歳、横山タカ子の体にいいごはん』(家の光協会)など。2024年3月に最新著書『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)を発売。

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    長野で夫婦ともに元気に暮らす郷土料理研究家、76歳の横山タカ子さん。健康の秘訣は、なんといっても毎日の食事。さば缶や大豆製品、豆、寒天など、 横山さんが積極的に使う食材とその料理を紹介します。良質なたんぱく質や発酵食品を、おいしく簡単に取り入れるコツが満載です。



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