• 料理研究家の松田美智子さんにえびときゅうりのこしょう炒めのつくり方を教えていただきました。火が通ったえびの赤色ときゅうりの緑色が鮮やかな一品です。

    えびときゅうりのこしょう炒めのつくり方

    画像: えびときゅうりのこしょう炒めのつくり方

    香りのいい黒こしょうをたっぷり使って。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 無頭えび(10cmくらいのもの)10尾
    ● A
    ・塩小さじ1/3
    ・黒こしょう(粒)大さじ1/2
    ・ごま油大さじ1
    ・にんにく(すりおろし)小さじ1/2
    ● きゅうり2本
    ● ごま油大さじ1と1/2
    ● しょうが(せん切り)大さじ1
    ● チキンスープ1/4カップ
    ● 片栗粉(水溶き)大さじ1
    ● 塩小さじ1/2

    つくり方

     ペーパータオルに黒こしょうを挟み、肉たたきなどかたいものででたたいてつぶす。

    画像1: つくり方

     えびは殻をむき、尾の部分の身は、剣先をつかんで身を引っぱるときれいに取れる。背開きにしてワタを取る。

    画像2: つくり方

     きゅうりは、天地を落とし、種とりスプーンなどで種をとる。一口大の乱切りにし、ペーパータオルで水けを押さえる。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     ボウルにAを入れ、手でよく混ぜ合わせなじませておく。

    画像5: つくり方

     中華鍋をゆっくり温め、ごま油を入れる。しょうがを加え、香味が立ってきたら中の弱火にしてを加える。

    画像6: つくり方

     一旦、火を弱め、チキンスープを入れ、中火にする。沸いてきたらを加える。

    画像7: つくり方

     水溶き片栗粉で全体をまとめて、器に盛る。

    画像8: つくり方

    えびのこと

    画像1: えびのこと

    日本人はえび好きで知られますが、日本での漁獲量は少なく、スーパーなどで見られるほとんどはインドやベトナム、オーストラリアなどから輸入されています。

    なかでも手に入りやすく、さまざまな料理に使えて人気なのがブラックタイガー。別名「ウシエビ」とも呼ばれ、車えびに似た大ぶりのえびです。全体的に黒みが強く、肉厚でプリプリとした歯ごたえと、えび特有の甘みがあります。

    また、殻が薄く、頭から尾まで丸ごといただけるえびも近年出回るようになりました。ニューカレドニア島で育った「天使のえび」がその代表です。

    そして、いつでも使えて便利なのが冷凍むきえび。冷蔵庫で解凍するとドリップ(解凍の際に出る水分やうま味成分)が出にくく、味が落ちにくいのでおすすめです。種類が豊富なえび。さまざまな調理法でおいしくいただきましょう。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像2: えびのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    別冊天然生活『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(松田美智子・著)

    画像: えびときゅうりのこしょう炒め|松田美智子の季節の仕事

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    天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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