• 料理研究家の松田美智子さんにあじの干物の油麺のつくり方を教えていただきました。あじの干物は油で炒めることで香ばしさがアップ。あじの干物を冷凍しておけば食べたいときにすぐできます。

    あじの干物の油麺のつくり方

    画像: あじの干物の油麺のつくり方

    そうめんはかためにゆでるのがポイント。細ねぎをたっぷりかけていただきます。

    材料(1人分)

    画像: 材料(1人分)
    ● あじの干物1枚
    ● そうめん1束
    ● ごま油大さじ2
    ● にんにく(みじん切り)小さじ1
    ● 細ねぎ(小口切り)1束
    ● 塩、白こしょう少々

    つくり方

     あじの干物を焼き、皮と骨を取り除く(皮の下や骨のまわりの身がおいしいのでていねいに取る)。

    画像1: つくり方

     そうめんをかためにゆで、冷水でもみ洗う。

    画像2: つくり方

     中華鍋にごま油とにんにくを合わせ、火をつけ香味が立ってきたらを入れる。

    画像3: つくり方

     あじの干物の身をほぐしながら炒め、のそうめんを加える。中火でへらと菜箸を使って空気を入れながら炒める。味見をして、火を止め、塩と白こしょうをし、細ねぎを加え、器に盛る。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    あじの干物のこと

    画像1: あじの干物のこと

    開いたあじを塩水に浸け、天日干しにしたあじの干物。日本人の朝ごはんの定番の食材です。あじには認知症予防につながるDHA、血流をよくするEPA、骨をつくるカルシウム、塩分を排出し身体のむくみを抑えるカリウムなど、うれしい栄養がたくさん。

    さらに干すことでタンパク質ビタミンミネラルなどの栄養素が凝縮されます。また、太陽光に当てることでアミノ酸が増え、うま味が増します。

    あじの干物はごはんに合わせるだけでなく、オイルとの相性がいいので、ぜひさまざまな調理法でいただきたいものです。なお、干物を保存する場合は冷凍がおすすめ。1枚ずつラップで包んで保存しましょう。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像2: あじの干物のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: あじの干物の油麺|松田美智子の季節の仕事

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