ししとうがらしと豚肉の味噌炒めのつくり方
甘辛の味と、ししとうがらしの香りが相性抜群。仕上げに白ごまをたっぷりかけていただきます。
材料(つくりやすい分量)
● ししとうがらし | 8本 |
● 豚肩ロース(5mm厚さ) | 300g |
● 薄力粉 | 適量 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● しょうが(薄切り) | 大さじ1 |
● 長ねぎ | 1/4本 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
● A | |
・酒 | 大さじ2 |
・みりん | 大さじ2 |
・味噌 | 大さじ1 |
・薄口しょうゆ | 小さじ1 |
● 白ごま | 大さじ1 |
つくり方
1 豚肩ロースは2cm幅で切り、薄く塩と白こしょうをして薄力粉を薄くふっておく。ししとうがらしは天地を切り落とし縦半分に切る。
2 合わせ調味料をつくる。小さめのボウルにAを合わせ、なじませておく。
3 長ねぎは縦半分に切り、芯を取り、7mm厚さの斜め薄切りにする。
4 フライパンにごま油、しょうがを入れてなじませ、中火にかける。豚肉を加えてほぐしながら炒める。長ねぎを加え、八分ほど火が通ったところで2を入れて強火で炒める。
5 味がなじんだら塩、白こしょうをし味見をする。水分が飛んだらししとうがらしを入れてさっと火を通す。器に盛り、白ごまをかける。
ししとうがらしのこと
6月〜8月に収穫期を迎え、高知県産が出荷量の大半を占めるししとうがらし。老化防止や美肌効果があるといわれるカロテン、免疫力アップ、疲労回復、ストレス解消、美肌効果、夏バテ防止効果が期待されるビタミンCが豊富に含まれています。さらに動脈硬化を防ぐ働きのあるビタミンPも含まれており、ビタミンPはビタミンCの吸収を助ける働きもあるという優秀な食材。
油との相性ぴったりで、油を使うとカロテンの吸収率がアップします。暑くなるこれからの季節にぜひ取り入れたいものです。
見た目は青とうがらしとそっくりですが、辛みがほとんどないのがししとうがらし。しかし、辛みがないと思って口に入れたら、とても辛かったという経験がある方も多いかもしれません。ストレスを強く受けたししとうがらしが辛くなるともいわれていて、形が曲がっていたり、縮れているものはストレスがかかった合図。まっすぐ伸びた形のいいものを選びましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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