• 素材が傷みやすく、やる気も落ちる夏。こんな時季こそ、取り入れたい冷凍保存。下味をつけたり、素材ごと凍らせたりとバリエーション豊かに組み合わせます。今回は、料理家の瀬戸口しおりさんに、下味冷凍でつくる「えびチリ」のつくり方を教わります。
    (『天然生活』2023年7月号掲載)

    えびの下味冷凍で
    「えびチリ」のつくり方

    すぐにできる中華のごちそう。しょうがとにんにくもきざんで冷凍しておけば、さらに手軽。

    画像: えびの下味冷凍で 「えびチリ」のつくり方

    材料(2人分)

    ● えび(殻付き)15尾(180g)
    ● A
    ・酢大さじ2
    ・トマトケチャップ大さじ1と1/2
    ・しょうゆ、砂糖各大さじ1
    ・酒大さじ1/2
    ・片栗粉小さじ1
    ・豆板醬小さじ1/4
    ● しょうが(みじん切り)、にんにく(みじん切り)各1/2片分
    ● サラダ油大さじ1

    つくり方

    <下味冷凍>

     えびは塩水(水300mLに塩小さじ1程度)に15分ほどつけてくさみを抜く。流水で洗い、殻をむいて背ワタを取る。キッチンペーパーで水けをふき取る。

     小さめのボウルにAを混ぜ合わせ、チャック付き保存袋に入れる。を加えたら平らにして空気を抜き、封をして冷凍する。

    ※冷凍で2〜3週間保存可

    <仕上げ>

     を冷蔵庫に移して解凍するか、電子レンジ(200W)で3〜4分加熱して解凍する。

     フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、しょうがとにんにくを炒める。香りが立ったらのえびを入れ、弱めの中火にして炒める。色が変わったらつけ汁を加え、とろみがつくまで炒め煮にする。



    <料理/瀬戸口しおり 撮影/山川修一 取材・文/福山雅美>

    画像: つくり方

    瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
    料理家。雑誌や書籍、広告で、体を思いやるレシピを多数発表。昔ながらのしみじみとした家庭料理、エスニック料理を得意とする。おいしく食べ切る冷凍保存にも詳しく、通販会社で通信講座を受け持つほど。著書に『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など。インスタグラム@kururichan

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.