しっかりトマトの料理
旬の夏野菜はおいしいだけじゃなく、それぞれの個性が豊かだから、どんな料理にしようかと考える時間まで楽しませてくれる。
甘味・酸味のあるトマトはしっかり濃い味で食べるのが私のお気に入り。
とろけるトマトがこくうま
豚肉とトマトのバター焼き
味つけに使うのは塩とバターだけ。それなのに、驚くほど奥行きのある味に仕上がるのは、トマトのおかげ。
具としてだけではなく、ソース・調味料の役割も担ってくれるトマトの実力、恐るべし。
材料(2人分)
● 豚ロース薄切り肉 | 200g |
● 塩 | 小さじ1/4 |
● 片栗粉 | 小さじ2 |
● トマト | 大1個(200g) |
● ニンニク | 1かけ |
● バター | 10g |
● 黒コショウ(粗びき) | 適量 |
● バゲット(あれば) | 適量 |
つくり方
1 豚肉は食べやすい大きさに切り、塩をふってなじませ、片栗粉を全体にまぶす。トマトは1cm厚さの輪切りにする。ニンニクは薄切りにする。
2 フライパンにバターを入れて中火にかけ、豚肉をこんがりと焼く。豚肉を端に寄せ、トマト、ニンニクを加える。トマトの両面を焦がすように焼き、とろりとしてきたら塩を加え、優しく混ぜ合わせる。
3 器に盛り、黒コショウをふり、バゲットを添える。
バゲットにのせると最高!
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料理家・管理栄養士の長谷川あかりさんによる、初めてのパーソナルムックです。
SNSに投稿したレシピが「簡単なのに手の込んだ味」「思わずつくりたくなる、あたらしい家庭料理」と話題を呼び、2022年にレシピ本デビュー。以来、書籍やWEB、テレビで大活躍しています。さらに、センスのいい器使いや私服、インテリアなどのライフスタイルにも注目が集まっています。初となるパーソナルムックは、長谷川さんの「簡単でシンプルなのに、しみじみおいしい。いつもの日々をより豊かにする楽しい料理を届けたい」という思いを込め、『DAILY RECIPE』と名付けたそう。新撮レシピ48点に加え、暮らしにまつわる読み物も満載の1冊です。
<撮影/山田耕司>
長谷川あかり(はせがわ あかり)
料理家、管理栄養士。埼玉県生まれ。10歳から20歳まで子役・タレントとして活動、NHK『天才てれびくん』はじめ、さまざまな番組に出演する。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が注目を集め、瞬く間に大反響となり人気アカウントに。雑誌、Web、テレビなどで幅広くレシピ開発を行う。著書に『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社刊)、『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(ともにKADOKAWA 刊)、『材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ』(飛鳥新社刊)がある。
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