• 料理研究家の松田美智子さんにおくらのバターしょうゆソテーのつくり方を教えていただきました。バターとしょうゆの香ばしさがたまらない一品。しっかりした味付けがごはんにもビールにもよく合います。

    おくらのこと

    画像: おくらのこと

    小口が愛らしい星型で、きざむとねばり気が出るおくら。日本の夏の食卓ではおなじみの野菜ですが、原産国はアフリカ北東部。アフリカ、インド、ヨーロッパなど、世界中で栽培され、食されている野菜です。

    おくらはビタミンB1・B2・C、カロテン、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどを多く含む優れた緑黄色野菜。緑色の五角形のほか、沖縄で栽培されている丸サヤの島おくらや、さやが赤色や白色のものもあります。育ち過ぎると筋がかたくなるので、大きすぎないものを選びましょう。

    おくらの下処理の仕方

     おくらは水で洗い、なり口を少し切りガクの部分を包丁で薄くぐるりとむく。

    画像1: おくらの下処理の仕方

     まな板に交互に並べ塩をふり、板ずりにする。

    画像2: おくらの下処理の仕方

     さっと塩を流し、ペーパータオルで水けをおさえる。

    画像3: おくらの下処理の仕方

    おくらのバターしょうゆソテーのつくり方

    画像: おくらのバターしょうゆソテーのつくり方

    クタクタに焼くのがポイント。下処理をきちんとすると、味がよく染み込み、おいしく仕上がります。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● おくら10本
    ● バター大さじ1と1/2
    ● 酒大さじ1
    ● しょうゆ大さじ1
    ● 白こしょう少々

    つくり方

     フライパンをよくあたため、バター半量を溶かし、下処理をしたおくらを加え、中火で炒める。

    画像1: つくり方

     酒を加えてさらに炒め、焼き色がついたらしょうゆを加え、火を止めて白こしょうをふる。器に盛り、残りのバターをのせる。

    画像2: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像3: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    別冊天然生活『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(松田美智子・著)

    画像: おくらのバターしょうゆソテー|松田美智子の季節の仕事

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    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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