おくらの下処理の仕方
1 おくらは水で洗い、なり口を少し切りガクの部分を包丁で薄くぐるりとむく。
2 まな板に交互に並べ塩をふり、板ずりにする。
3 さっと塩を流し、ペーパータオルで水けをおさえる。
おくらそう麺のつくり方
お好みでキムチの量は加減して。そう麺はゆですぎないようにするのがポイント。
材料(2人分)
● おくら | 5本 |
● キムチ(みじん切り) | 1/2カップ |
● めんつゆ | 1/4カップ |
● そう麺 | 2束 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● 長ねぎ | 1/4本 |
● しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
つくり方
1 下処理をしたおくらの天地を切り落とし、みじん切りにして、包丁でよくたたいて粘りけを出す。
2 長ねぎは縦半分に切り、芯を取り除き、薄切りにする。キムチはみじん切りにする。
3 湯を沸かし、そう麺をゆでる。30秒ゆでたら火を止め、ふたをして30秒蒸らす。ざるにあげ、流水でよくもみ洗いする。水けをよくきり、ごま油を回しかけあえる。器に盛り、キムチ、長ねぎ、おくら、しょうがを順にのせ、めんつゆをかける。
おくらのこと
小口が愛らしい星型で、きざむとねばり気が出るおくら。日本の夏の食卓ではおなじみの野菜ですが、原産国はアフリカ北東部。アフリカ、インド、ヨーロッパなど、世界中で栽培され、食されている野菜です。
おくらはビタミンB1・B2・C、カロテン、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどを多く含む優れた緑黄色野菜。緑色の五角形のほか、沖縄で栽培されている丸サヤの島おくらや、さやが赤色や白色のものもあります。育ち過ぎると筋がかたくなるので、大きすぎないものを選びましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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