• 湿度と気温が上がるこれからの時季、手づくりのお弁当は傷みが心配。今回は、料理家の本田明子さんに、夏のお弁当に傷みにくいおかずのアイデア「きんぴら3種 」 を教わりました。
    (別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)

    夏のお弁当おかずアイデア「きんぴら3種」

    すき間埋めや箸休めにもぴったりの小さなおかずも教えてもらいました。おかずの組み合わせは自由自在。夏のお弁当づくりに役立ててください。

    セロリのカレーきんぴら

    セロリの風味がカレーによく合い、シャキシャキとした歯ごたえも◎。

    画像: セロリのカレーきんぴら

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     セロリ1本(約100g・茎の部分のみ)は斜め薄切りにする。

     鍋にサラダ油小さじ1と塩ひとつまみ、カレー粉小さじ1/2、セロリを入れ、中火にかける。混ぜながら炒め、全体が黄色く炒まったら、砂糖ひとつまみと薄口しょうゆ小さじ1を加えて全体を炒める。

    なすとパプリカの味噌きんぴら

    こってりおいしく、ごはんにも合う味に。火を止めてから調味するのがポイント。

    画像: なすとパプリカの味噌きんぴら

    材料とつくり方(1〜2人分)

     なす1本は縦4つ割りにして長さを半分に切る。赤パプリカ1/4個はひと口大に切る。

     小鍋にごま油小さじ1と1/2、なす、パプリカを入れ、ふたをして中火にかける。1分ほどしたら全体を混ぜて炒め、さらにふたをして1分火を通す。なすに火がとおっていなければ、もう一度ふたをして蒸し焼きにする。なすに火がとおったら、火を止めてすぐに砂糖小さじ1、味噌小さじ1を加えてからめる。

    定番ごぼうきんぴら

    水分が少ない根菜類は夏のお弁当向き。どんなおかずとも相性のよい鉄板きんぴら。

    画像: 定番ごぼうきんぴら

    材料とつくり方(1〜2人分)

     ごぼう20cmは皮をよく洗い、2mm厚さの斜め薄切りにする。

     鍋にごま油小さじ2とごぼうを入れて強めの中火にかけ、パチパチと音がし始めたら炒める。

     3~4分炒めて熱々になったら火を止め、砂糖小さじ2、薄口しょうゆ小さじ2を加え、再び中火で炒める。

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    <料理/本田明子 撮影/山川修一 構成・文/結城 歩>

    本田明子(ほんだ・あきこ)
    家庭料理家。小林カツ代の助手を20年以上務めたのち独立。つくりやすくおいしい家庭料理を提案する。著書に「昔ながらのおかず」シリーズ(マガジンハウス)など。インスタグラム@honda_akko

    ※記事中の情報は 『お弁当づくりがラクに、楽しくなる みんなの定番弁当』掲載時のものです



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