緑パプリカの肉詰め焼きのつくり方
鶏肉を混ぜることで肉だねがやわらかく仕上がります。ベーコンが入ることで味に深みが。
材料(4人分)
● 緑パプリカ | 2個 |
● 薄力粉 | 適量 |
● A | |
・豚ひき肉 | 200g |
・鶏ひき肉 | 100g |
・れんこん(粗みじん切り) | 1/2カップ |
● 玉ねぎ(みじん切り) | 1/2個分 |
● ベーコン(みじん切り) | 30g |
● タイム、オレガノ | 適量 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
● バター | 大さじ1 |
● 白ワイン | 大さじ3 |
● イタリアンパセリ | 適量 |
※ハーブはドライでもよい。
※ベーコンがなければソーセージやパンチェッタを使ってもよい。
つくり方
1 フライパンを熱して油(分量外)をひき、ベーコンを炒めて少し油を出す。玉ねぎを加え、軽く塩をふり、中火で炒め、バットにあけて粗熱を取る。
2 ボウルにAとみじん切りにしたオレガノ、タイム、1を入れよく混ぜる。
3 パプリカを縦半分に切り、ヘタとワタと種を取り、内側に薄力粉を薄くふる。
4 2を3に詰め、形がくずれないように竹串を差す。長いようならはさみで切り落とす。
5 熱したフライパンにバターを溶かし、肉の面を下にしてふたをして中火で焼く。焼き色がついたら白ワインを入れ、5分ほど蒸し焼きにし、上下を返して、さらに5分蒸し焼きにする。
6 火をとめ、予熱で中まで火を通す。
7 イタリアンパセリをみじん切りにし、ペーパータオルに包んでおく。
8 5をフライパンから取り出し、竹串を抜き、半分に切る。器に盛り7を散らす。
パプリカのこと
この時季、鮮やかな色で店先を彩るパプリカ。1990年頃にオランダから輸入したのを皮切りに、日本でもメジャーな野菜となりました。ピーマンより実が大きく、肉厚で甘みがあり、ふっくらした形。品種や熟度などによって緑、黄色、赤色に変化するのも特徴です。
赤色はベータカロテンが多く含まれ、甘味が強く、黄色は肌の老化予防につながるルテインという栄養素が多く、さっぱりとした甘味。生食でも加熱してもおいしいパプリカをさまざまな料理で楽しみましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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