• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。3歳の娘と一緒に、大好きな「シルバニアファミリー」の体験型施設へ出掛けます。

    スカイツリーで、3歳娘と「シルバニアファミリー」の世界を堪能

    昨年の終わりに、駆け込むようにスカイツリーにありますソラマチまで足を運び、「シルバニアファミリー」の展示を観に行ってきました。

    画像1: スカイツリーで、3歳娘と「シルバニアファミリー」の世界を堪能

    私は、幼稚園児だった頃にシルバニアに出会い、その可愛らしさと繊細なつくりに心奪われて、それ以降ずっと大好きなのです。

    小さい頃、私はお友達がなかなかつくれずにいたのですが、シルバニアで遊びながら、そのドールハウスの世界の中だけは自由に自分を表現して、お友達をつくる練習をしていたなぁと、懐かしく思い出します。

    今はたくさんのシルバニアファンの方に出会うことが増えて嬉しい限りです。

    私は高校生の頃、「好きなものはシルバニアファミリーです。」というと笑われていたんですが、同年代で好きな人ってたくさんいたんだなぁと嬉しくなります。

    さて、娘と一緒に見てきたのですが、3歳という年齢が、出会いにちょうどいい時期だったのか、夢中になって見ていたので驚きました。

    ジオラマの精巧なつくりは大人でもときめきます。

    きっと子どもの目線でみたら、これは完全に生きているものとして映るんじゃないか、妖精みたいに見えるんじゃないかとか、子どもの目を通して更にシルバニアの世界を堪能できて楽しかったです。

    画像2: スカイツリーで、3歳娘と「シルバニアファミリー」の世界を堪能

    その昔、私は押し入れの上の段を私なりのシルバニアの森にしていました。緑のフェルトを敷いて、芝生に見立てて。美大卒のお友達も参戦して、ジオラマの木やら植え込みやらを置いて。

    プロとまではいかないけれど、私としては最高のシルバニア空間をつくっていたのです。

    屋根が斜めで住みにくい格安物件だったけれど、あのシルバニア空間がつくれるだけの押し入れがあったことは最高でした。

    またすぐつくれるだろうからと思いつつ、そんな収納空間に恵まれる物件はなかなかなくて、今ではこじんまりと飾っているだけです。

    いつかこの展示のようにいきいきとした飾り方をしたいなぁというのが、私の密かな夢です。

    やっぱりこういう作品をつくれる人は器用なことはもちろん、かわいいに対して純粋にまっすぐ突き進める人なんだろうなぁと思います。

    オアシズの光浦さんは、羊毛フェルトでたくさんかわいらしい作品をつくっています。

    私も昨年、一緒に「サンタクロース」のオーナメントをつくらせてもらったんですが、途中からどうしても「ハクション大魔王」になってきて、そのままハクション大魔王をつくることになりました。

    思ってたいたのと違う。どうして私は道がズレていくのかしら?

    画像3: スカイツリーで、3歳娘と「シルバニアファミリー」の世界を堪能

    分かっています。手を動かしている最中に雑念が多いんです。夕飯の献立考えたり、今度の休みは何しようかと考えたり、あの映画のあのシーンってどんな意味だっけ? とか考えちゃうからダメなんですね。

    そんな私ですが、今度シルバニアのお人形のドレスをつくってみたいなぁと思っています。

    と、思ってはいるのですが、雑念が多いのでカーテンができたりしたら嫌だなぁ。



    画像4: スカイツリーで、3歳娘と「シルバニアファミリー」の世界を堪能

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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