• 料理研究家の松田美智子さんに里いものあっという間の煮ころがし風のつくり方を教えていただきました。里いもの切り方を工夫すれば煮ころがしもこんなに早く簡単に。

    里いものむき方

    画像1: 里いものむき方

    乾いた里いもの天地を落とし、お尻の方から縦にむく。

    画像2: 里いものむき方

    なるべく薄くむき、汚れはペーパータオルで拭きとる。こうすると、うま味を損なわず、煮崩れがありません。

    里いものあっという間の煮ころがし風のつくり方

    画像: 里いものあっという間の煮ころがし風のつくり方

    しょうがが効いた甘辛の味付けで、ごはんが進むおいしさ。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 里いも250g
    ● 三温糖大さじ1
    ● しょうが(みじん切り)大さじ1
    ● ごま油大さじ1
    ● 酒大さじ2
    ● 水1/2カップ
    ● しょうゆ大さじ2

    つくり方

     里いもは皮をむき、縦に1cm角の棒状に切る。

    画像1: つくり方

     フライパンにごま油としょうがを入れて中火で熱する。香りが出てきたらを入れ中火にし、油が回るように炒める。三温糖を入れ、照りが出てくるまで炒める。

    画像2: つくり方

     酒と水を加え、半分位の水分量になるまで焦げつかないように混ぜながら煮詰める。里いもが透き通ってきたら、かたさをみながら5分ほどふたをしないで炒り煮にする。しょうゆを加え、少し火を弱めて味見をし、味をととのえる。

    画像3: つくり方

    里いものこと

    画像1: 里いものこと

    ねっとりとした独特の食感が魅力の里いも。里いもに含まれるぬめり成分は血糖値コレステロールを下げることで知られています。また、腸内環境を整える整腸作用もあるので、便秘に悩む人には、ぜひ取り入れていただきたい食材です。

    順調に成長した里いもは、丸みを帯びてふっくらとし、はっきりとした縞模様が見られます。購入する際はチェックしましょう。

    また、里いもを触り、手がかゆくなった場合には、酢水をつけるとかゆみが和らぎます。

    里いもの保存法

    画像1: 里いものあっという間の煮ころがし風|松田美智子の季節の仕事

    泥がついたまま室温に置くとカビが出る場合があるので、泥を水で洗い流し、ざるに上げ、しっかり乾かします。ペーパータオルを敷いたナイロンの袋に入れて冷蔵庫で保存すると、日持ちもよく、すぐに使えて便利です。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像2: 里いものこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    別冊天然生活『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(松田美智子・著)

    画像2: 里いものあっという間の煮ころがし風|松田美智子の季節の仕事

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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