寝る前につくる、冷めてもおいしいお弁当
朝早く出勤する夫のために、前の日の夜にお弁当をつくっているHanacoさん(hanaco_obento_)。
インスタグラムに投稿しているお弁当の写真が大人気です。
前回の記事では、Hanacoさんによる「美しいお弁当の詰め方のコツ7選」をご紹介しました。
今回は実践編として、「鶏肉とさつまいもの甘辛炒め弁当」のつくり方をご紹介します。
冷めてもおいしいおかずのレシピに加え、美しく詰めるコツも。ぜひつくってみてくださいね!

メインのおかず
鶏肉とさつまいもの甘辛炒め

ホクホクで後引くおいしさ
材料(1人分)
● 鶏もも肉 | 80g |
● さつまいも | 50~60g |
● 酒 | 小さじ1 |
● 塩 | 少々 |
● 片栗粉 | 小さじ2 |
● A | 小さじ2 |
・しょうゆ・みりん | 各小さじ1 |
・砂糖 | 小さじ1/2 |
つくり方
1 鶏肉は食べやすい大きさに切る。ボウルに鶏肉、酒、塩を加えてもみ込み、片栗粉をまぶす。さつまいもは皮ごと小さめの乱切りにし、ラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱する。
2 フライパンにサラダ油(適量)を中火で熱し、鶏肉を皮目から2分焼く。
3 焼き色がついたらひっくり返して油を拭き取り、さつまいもを加え、軽く炒めたらAを加えて、とろみがつくまで炒める。
副菜①
彩り野菜の揚げびたし

好みの野菜を加えても
材料(つくりやすい分量)
● パプリカ(赤・黄) | 各1/4個 |
● ししとう | 2本 |
● スナップエンドウ | 3~4本 |
● A | |
・めんつゆ(4倍濃縮) | 20mL |
・水 | 60mL |
つくり方
1 パプリカは種とへたを取り乱切りにする。ししとうは包丁で数か所穴を開けておく。スナップエンドウは筋を取る。
2 フライパンにごま油(大さじ3)を中火で熱し、1を揚げ焼きにする。
3 揚がったら混ぜ合わせたAに漬け、30分程度冷蔵庫で冷やす。
副菜②
ねぎ入りまん丸卵焼き

風味よく、後味さっぱり
材料(1人分)とつくり方
1 小ねぎ適量は小口切りにする。ボウルに卵1個を割り入れ、小ねぎ、鶏ガラスープの素小さじ1/4、水小さじ1を加えて混ぜ合わせる。
2 卵焼き器にサラダ油適量を中火で熱し、卵焼き器を横に傾けて1/4量の卵液を流し入れ、縦1/2のスペースに薄く広げる。
3 卵がかたまってきたら手前に巻き、巻いた卵を奥に寄せる。卵液がなくなるまで同様に繰り返す。
4 焼きあがったら巻きすで形を整え、粗熱がとれるまで輪ゴムで固定しておく。
副菜③
春菊のごま和え

香りとほろ苦を楽しむ
材料
● 春菊 | 1袋 |
● 白すりごま | 大さじ1 |
● めんつゆ(4倍濃縮)・砂糖 | 各小さじ1 |
つくり方
1 春菊はかたい部分は切り落とし、3~4cm長さに切る。
2 鍋に塩適量(分量外)を加えたお湯を沸かし、春菊の軸の部分を30秒ゆでる。葉の部分も入れて、しんなりしたら冷水にさらして水気を絞る。
3 ボウルに白すりごま、めんつゆ、砂糖を混ぜ合わせ、2を加えてよく和える。
副菜④
紫キャベツのスイチリ和え

辛い場合はマヨをプラス
材料(つくりやすい分量)
● 紫キャベツ | 1/8個 |
● スイートチリソース | 小さじ1 |
● 塩 | 少々 |
つくり方
1 紫キャベツはせん切りにする。ボウルに入れ、塩を加えてもみ込み、5分ほどおく。
2 紫キャベツの水気を絞り、スイートチリソース、好みでマヨネーズを加えて和える。
お弁当を美しく詰めるコツ
ごはんを斜めに盛って、おかずを押しつける

煮物、ミートボール、から揚げなど、転がりやすいおかずはごはんの横に盛りつけてみましょう。
ごはんに押しつければ崩れにくく、ごはんが見える面積も少なくなりおしゃれに

ごはんは傾斜をつけるように盛るのがポイント。おかずとごはんの高さをそろえるのにも役立ちます
動画でお弁当の詰め方をチェック!
Hanacoさんのアイデアがたくさん詰まった、美しいお弁当。
インスタグラムでは、お弁当の詰め方の動画も紹介されているので、ぜひご覧くださいね!
〈撮影/原 幹和 スタイリング/浜田恵子〉
※ 本記事は『寝る前につくる美しいお弁当』(KADOKAWA)からの抜粋です。
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Hanaco(はなこ)
千葉県に生まれ、4世代同居の大家族で育つ。幼少期から母をマネてキッチンに立つのが大好きだったお料理ラバー。朝早く出発する夫のために、毎日寝る前にお弁当をつくっていて、その様子をInstagramで発信中。意識しているのは「彩り豊かで心が躍るお弁当」をつくること。
Instagram:@hanaco_obento_

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