気分優先で、着ると気分が上がるアイテムを
伊藤まさこさんの“ありが10ふく”
4 水色のショートパンツ
ショートパンツにジャケットやヒールを合わせ上品に仕上げるのがまさこさん流。
伊藤
「フェラガモ」のきれいな水色にひかれて
菊池
丈感が難しそうです
伊藤
膝が隠れるくらいなら大丈夫ですよ
5 「マルニ」のワンピース
服のサイクルが短いまさこさんのなかでは珍しく何年も着ているワンピース。
伊藤
年に3回くらい着たくなるんです
菊池
こちらまで気分が上がります
6 ひょう柄の小物
ひょう柄は小物で採用。「manipuri」のバッグと「ボンボンストア」の傘。
伊藤
恐る恐る取り入れたら「似合う」と好評でお試しにとセールで買いました
菊池
ひょう柄を上品に持てる人ってかっこいい
7 鮮やかな色のコート
「ミナ ペルホネン」の展示会で予約し、届いたばかりのコート。

菊池
からし色のコートは初ですか?
伊藤
そうかもいままで黒、白、ネイビーなどベーシックな色が多かったから着るのが楽しみ
裏地の柄もかわいいんですよ
本記事は、『菊池亜希子の ありが10(とう)ふく、みせて!』(扶桑社)|菊池 亜希子(著)からの抜粋です。
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菊池亜希子が豪華ゲストを招き、ゲストの私物をもとに、おしゃれについて熱くおしゃべり。読めばおしゃれしたくなるはず!
『天然生活』で連載中の、モデル・俳優の菊池亜希子さんによる人気連載『ありが10(とう)ふく、みせて!』を書籍化しました。菊池さんがいま会いたいゲスト15人をお迎えし、ゲストが「側にいてくれてありがとう」と思う私物、10アイテムについて、根ほり葉ほり取材しています。放課後に、友達とおしゃべりしているようなリラックスした雰囲気で、ゲストの本音を引き出していく菊池さん。見えてきたのは、ひとりひとり異なる、ものとのつきあい方、おしゃれに対する考え方や、大事にされている軸でした。年齢を重ねるごとに、「何を着たらいいのか分からない」「おしゃれが昔ほど楽しくない」と、おしゃれ心が乾きがちの私たち。でも、この本を読めば、気軽におしゃれを楽しんでみようという気持ちになるはずです。中島基文さんによる、愉快なデザインも見所です。
<撮影/千葉亜津子、星 亘 ヘア・メイク/西ヒロコ(omotesando atelier)>
伊藤まさこ(いとう・まさこ)
料理や雑貨など、暮らしをベースにしたスタイリストとして活躍。著書に『する、しない。』(PHP研究所)など多数。自身がプロデュースするオンラインショップ「ウィークスデイズ」を「ほぼ日」と一緒に運営。
著者・菊池亜希子(きくち・あきこ)
1982年生まれ。岐阜県出身。モデル・俳優・エッセイやイラストなど幅広く活躍中。近著は『へそまがりな私の、ぐるぐるめぐる日常。』(宝島社)。毎週土曜日、インターエフエムのラジオ番組『スープのじかん。』のパーソナリティーを務める。インスタグラム:@kikuchiakiko_official