菊池亜希子さんの「ありが10ふく」
1 頼もしいつなぎ
イギリスのワークウエアブランド「ヤーモ」に「fofofofa」が別注したつなぎ。

菊池亜希子さん(以下、菊池)
これ1枚でコーディネートが完成! 過不足のないところが本当に頼もしいの
柄違いで何枚も持っていてもはや私の制服です
千葉亜津子さん(以下、千葉)
私も持っているけど周りからの評判がすごくいい!
着ていてラクなところも好き
2 これまでも、これからも「ミナ ペルホネン」の服
毎回展示会に行くほど、私にとって特別な存在のブランド。

菊池
筋が通っている皆川 明さんのものづくりがすごく好き
歳を重ねてもキリっと「ミナ」が似合う人でいたいなあ
千葉
カジュアルなアイテムと合わせる着こなしが新鮮!
自分が持っている「ミナ」でまねしたくなったよ
3 山盛りアランニット
ほとんどが古着屋で見つけたメンズサイズ。
“ニットはカシミヤ”という時期もあったけれど、モコモコウールが一番温かいと思うように。

菊池
白でモコモコ立体感のあるニットが大好きでいっぱい持ってるの
千葉
あこやん(菊池さんの愛称)のモコモコを見ると冬が来たって思うよ
本記事は、『菊池亜希子の ありが10(とう)ふく、みせて!』(扶桑社)|菊池 亜希子(著)からの抜粋です。
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菊池亜希子が豪華ゲストを招き、ゲストの私物をもとに、おしゃれについて熱くおしゃべり。読めばおしゃれしたくなるはず!
『天然生活』で連載中の、モデル・俳優の菊池亜希子さんによる人気連載『ありが10(とう)ふく、みせて!』を書籍化しました。菊池さんがいま会いたいゲスト15人をお迎えし、ゲストが「側にいてくれてありがとう」と思う私物、10アイテムについて、根ほり葉ほり取材しています。放課後に、友達とおしゃべりしているようなリラックスした雰囲気で、ゲストの本音を引き出していく菊池さん。見えてきたのは、ひとりひとり異なる、ものとのつきあい方、おしゃれに対する考え方や、大事にされている軸でした。年齢を重ねるごとに、「何を着たらいいのか分からない」「おしゃれが昔ほど楽しくない」と、おしゃれ心が乾きがちの私たち。でも、この本を読めば、気軽におしゃれを楽しんでみようという気持ちになるはずです。中島基文さんによる、愉快なデザインも見所です。
<撮影/千葉亜津子>
著者・菊池亜希子(きくち・あきこ)
1982年生まれ。岐阜県出身。モデル・俳優・エッセイやイラストなど幅広く活躍中。近著は『へそまがりな私の、ぐるぐるめぐる日常。』(宝島社)。毎週土曜日、インターエフエムのラジオ番組『スープのじかん。』のパーソナリティーを務める。現在放送中のTBS系日曜劇場『キャスター』に出演。インスタグラム:@kikuchiakiko_official
千葉亜津子(ちば・あつこ)
1981年生まれ。愛知県出身。長野博文氏に師事後、独立。写真家として、ライフスタイル誌やファッション誌などで活躍中。2児の母。『マッシュ』での撮影の際、菊池さんからハロー!プロジェクトをすすめられたのを機に、20年来の仲に。プライベートでも親交を深める。インスタグラム:@atsukochiiba