• 東京・蔵前にある日用品の店「SyuRo」は、シンプルで長く使える日用品を揃えるお店。スタッフの石洞美和子さんに、おすすめアイテム5品を案内してもらいました。石洞さんが偏愛する品をご自宅で使う様子も、あわせてご紹介します。

    私がこの仕事を選んだ理由

    子どもの頃から、物をつくることが好きで、美大でデザインを学んだという石洞さん。「SyuRo」のことは本で見て知っていましたが、この界隈を散歩中に偶然店に辿り着き、たちまち魅了されたといいます。「こんな素敵な日用品のそばにいられたら」と、アルバイト募集に応募。以来、10年以上勤務しています。

    画像: 物がつくられる背景にももともと興味があったという石洞さん

    物がつくられる背景にももともと興味があったという石洞さん

    画像: SyuRoオリジナル、木村硝子店のものなど、シンプルで愛着の持てるグラス類が並びます

    SyuRoオリジナル、木村硝子店のものなど、シンプルで愛着の持てるグラス類が並びます

    「働き始めてわかったのですが、缶の最後の仕上げや、石鹸のパッケージングをスタッフが行うなど、手を動かす作業が多いのも面白いところ」と話す石洞さん。

    最近では、デザインやスタイリングのアシスタント業務、作家の発掘にも関わり、仕事の幅が広がっていると、イキイキと話してくれました。

    画像: 長野県松本市のブランド「くさわけ」のボタニカルシロップ。自然の素材を巧みに組み合わせた、芳醇なノンアルコール飲料です

    長野県松本市のブランド「くさわけ」のボタニカルシロップ。自然の素材を巧みに組み合わせた、芳醇なノンアルコール飲料です

    画像: 「SyuRo」では、2、3ヵ月に1度ほど、手仕事などの展示会を開催

    「SyuRo」では、2、3ヵ月に1度ほど、手仕事などの展示会を開催

    スタッフの偏愛品
    角缶に、漆継ぎの道具がシンデレラフィット!

    石洞さんはご自宅で、お店の商品「角缶」に、今年から始めたという漆継ぎの道具を収納しています。

    右奥がSyuRoの「角缶」(大・真鍮)

    蓋を開けるとこの通り。道具が、不思議なほどぴったり収まっています

    「お店のお客さんに、漆継ぎの先生の方がいらして、『角缶』を愛用してくださっているんです。教室で使う、漆を混ぜるガラス板を、『角缶』に収まるサイズにカットしているとお聞きし、“素敵な使い方をしてくださってる!”と感激して。今年からその先生の元で漆継ぎを習い始め、真似て道具入れにしています」

    ジャストフィットの理由も納得です。この「角缶」には、以前、靴磨きセットを収納していたとか。7年ほど使い続けているという角缶は、アンティークのような趣に育っています。

    画像: スタッフの偏愛品 角缶に、漆継ぎの道具がシンデレラフィット!


    <撮影/山川修一 取材・文/諸根文奈>

    SyuRo
    03-3861-0675
    12:00~18:00
    営業日はInstagramにてご確認ください
    東京都台東区鳥越1丁目16-5
    最寄り駅:都営浅草線「蔵前駅」、総武線「浅草橋駅」より徒歩7分ほど
    https://syuro.co.jp/
    https://www.instagram.com/syuro_tokyo/
    ◆小野鯛さん(陶作家)の個展を開催予定(10月予定)



    This article is a sponsored article by
    ''.