料理家・松田美智子さんにお弁当のつめ方を教わりました

長年料理家として活躍し、調理道具好きとしても知られる松田美智子さん。
松田さんが手がける「自在道具」では、お弁当づくり25年になるベテランスタッフの方と相談しながら、何度も試作を繰り返して、納得のお弁当箱が出来上がりました。
今回はその「桐のお弁当箱」を使って、お弁当を美しく詰める方法をご紹介します。
つくっていただいたのは、のり弁と春のおかずのお弁当。鰆やれんこんなどのメインのおかずに加え、ししとうやトマトなどの副菜で彩りを添えた、色鮮やかなお弁当です。
おかず

●鰆のグリル ●玉子焼き ●れんこんとえびのはさみ揚げ ●ししとう揚げ ●そら豆 ●ミニトマト ●雑穀ごはん(のり、高菜、ごま) ●漬物
おかずの詰め方
1 のり弁をつくる。ごはんを斜めに薄く詰め、仕切りを置く。ごはんの上に高菜を乗せ、さらにごはんを重ねて、ごまをふり、最後にちぎったのりを散らす。

ごはんはふんわりと詰めるのがポイント

のりはちぎってから入れると食べやすい
2 おかずを詰めていく。まずはじめに鰆を入れ、右のすき間にししとうを、次に玉子焼きを詰める。

まずはメインのおかずから

玉子焼きは縦にして詰める
3 れんこんを半分に切って詰め、そら豆をすき間に入れていく。

れんこんは半分に切って

すき間にそら豆を詰める
4 ミニトマトを入れ、最後に漬物を入れる。においが付きやすいものは仕切りがあると便利。

お箸でおかずをおさえると、意外とすき間が空く

におい移りが気になるおかずは仕切りで分けるとよい
5 できあがり。

ごはんのほか、7品のおかずが入った。彩りも美しい
松田美智子さんのワンポイントアドバイス

ごはんはぎゅうぎゅうに詰めず、ふんわり詰めるのがポイント。そうすると、あとからおかずを詰めるときに、調整しやすくなります。
その日のおかずを見て、どのように入れていくか頭で追いながら、次にいれるものを考えていくといいですよ。ここにもう1個入りそうだなと思ったら、バランスを見ながら入れていく。横長のお弁当箱はスペースをが存分にいかせて便利なんですよね。
ごはんに柔軟性があるので、いかようにも折り合いが付きますし、詰めていくうちに形になっていきますよ。ぜひいろいろと試してみてくださいね。
今回使ったお弁当箱はこちら
料理家・松田美智子さんの「桐のお弁当箱と吉野杉のお弁当箸」はただいま天然生活オンラインショップにて販売中です。
天然生活 ONLINE SHOP
https://shop.tennenseikatsu.jp/
〈撮影/山田耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
料理研究家。日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。2008年ブランド「松田美智子の自在道具」を立ち上げ使い手の立場から調理道具を開発。いまの時代に無理なく楽しめる家庭料理を提案する。著書に『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(扶桑社ムック)など。
「自在道具」
長年料理家として活躍し、自身も調理道具好きとして知られる松田美智子さんがプロデュースする道具と器のブランド。「料理は『理』を『料』る」ものという、松田さんの理念がひとつひとつの道具に、妥協なく息づく。






