• 片づけても、すぐに散らかってしまう。そんなときはわが家の実情に合わせた片づけのやり方や仕組みを見直してみることが大切です。二度と散らからないために必要な片づけの考え方と、45日間で行うとよい5つのステップを、お片づけ習慣化コンサルタント・西﨑彩智さんに教わります。
    (『天然生活』2025年7月号掲載)

    「片づけ」で人生を変えた西﨑彩智さんに学ぶ
    “散らからない片づけ”の心得

    画像: 「片づけ」で人生を変えた西﨑彩智さんに学ぶ “散らからない片づけ”の心得

    「片づけは気持ちを整理し、自分がどんな人生を送りたいかに向き合う行為です」

    そう語るお片づけ習慣化コンサルタントの西﨑彩智さんも、片づけによって人生を明るく変えてきました。

    「散らかっているのは、自分の不安や不満が家に現れているということ。まずはそういう自分の気持ちや状況を受け入れてください」

    大切なのは何のために片づけるのか、自分の中でしっかりゴールをもつこと。家を片づけることで、理想の未来を自分の中ではっきりさせましょう。

    「表面的なノウハウだけをまねても、自分のものにならないから、結局、また散らかってしまいます。もの・時間・片づけ方を自分で考えてコントロールすることで、本当の答えが見つかります」

    そうやって片づいた状態を手に入れることが成功体験となり、片づけが大変だったからこそ元の散らかった状態に戻りたくないと考えるので、リバウンドもしません。

    期間のゴール設定も大切です。西﨑さんが提案するのは45日間。

    「3カ月や1年では長すぎるし、1カ月では短すぎます。ひと夏がんばるくらいのペースが、一番結果を出すことができますよ」

    【45日間で片づける、5つのステップ】

    ステップ1 環境を可視化して把握

    写真を撮り、わが家の散らかり具合の実情を客観的に把握。片づけのスケジュールを作成する。

    ステップ2 理想の暮らしをイメージ

    自分がこれからどんな人生や仕事、家族関係、暮らしをしたいのかを具体的に考えてみる。

    ステップ3 必要なものを仕分けして残す

    「理想の暮らしに必要か」「いま使っているものか」を基準に、残すものと手放すものを決める。

    ステップ4 ものを配置する

    ものの定位置をよく使う場所に決める。片づけやすいよう収納スペースの使い方を考える。

    ステップ5 片づけの習慣化

    リバウンドさせない仕組みをつくり、常に片づいた状態を継続。散らかるストレスをなくす。

    片づけが幸せを呼び込む

    「片づけによって自分の理想の暮らしが明確になることで、人生の優先順位も整理できます」と西﨑さん。ものと向き合うことで、自分の心が穏やかな充実感で満たされていきます。

    片づけは、自己肯定感にもつながります。ものを取捨選択し、置き場所を決める作業の繰り返しが、自分で人生を選んで決断する力を育ててくれます。

    「家の中が整うと、家族関係も好転。仕事や将来に対しても余裕をもってとらえられるようになります。片づけと幸せな気持ちがうまく循環することで、いつまでも家も心もきれいな状態をキープできますよ」

    画像1: 片づけが幸せを呼び込む


    〈監修/西﨑彩智 構成・文/工藤千秋 イラスト/清沢佳世〉

    画像2: 片づけが幸せを呼び込む

    西﨑彩智(にしざき・さち)
    お片づけ習慣化コンサルタント。離婚後、片づけをしたことで人生が好転。片づけ習慣化のノウハウを提供。「家庭力アッププロジェクトR」修了生は3000名を超える。著書に『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)ほか。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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