米粉パンを蒸して、ふんわりもちっとした食感に
バターやオイルを使わずに、パンやお菓子、料理をつくる茨木くみ子さん。こんにゃくマンナンを使った米粉パンは、蒸してつくると、ふんわりもちっとした食感になります。
今回教わる「ふわもち蒸しパン」は、具を入れずにつくるプレーンです。生地をボウルの中で混ぜて発酵させたら、6等分に切って蒸し器へ。ひとつずつ丸めずに、そのまま蒸して仕上げます。
バターやオイルを使わない、シンプルな蒸しパンのおいしさを楽しんでみてください。
「ふわもち蒸しパン」のつくり方

こんにゃくマンナンの米粉パンを蒸して作るとふんわりもちっとした食感に。
シンプルな具なしのプレーンを紹介します。
プレーン 材料(6個分)
| ● 米粉(ミズホチカラ/熊本製粉) | 130g |
| ● A | |
| ・ドライイースト | 2g |
| ・砂糖 | 12g |
| ● 30~35度のぬるま湯 | 約130mL |
| ● B | |
| ・ベーキングパウダー | 4g |
| ・こんにゃくマンナン | 2.0g |
| ・塩 | 2g |
下準備
・こんにゃくマンナンは微量計で量る。
・クッキングシートは10×10cmを 6枚用意する。
・蒸し器の湯を沸かす。
こんにゃくマンナンを使うときのコツ
こんにゃくマンナンは、無味無臭の白い顆粒状の粉です。水に溶かすとゼリー状になりますが、だまにもなりやすいのであらかじめ米粉と合わせて、水を加えたらゴムベラで手早く混ぜ合わせるのがコツです。こんにゃく成分のコシで、成形可能なパン生地を作ります。
このレシピでは、工程2で残りの米粉とBをよく混ぜてから、生地に加えます。こんにゃくマンナンは、量が多いと膨らみが悪くなり、少ないと水分を保持しにくくなるため、小数点まで量れる微量計で正確に計量しましょう。
※「こんにゃくマンナン」は、Amazonや楽天などのネット通販で購入が可能です。
作り方
1 ボウルに米粉の2/3量とAを入れる。ぬるま湯は調整水を約10mL残して加え、約30秒混ぜ、ドライイーストを溶かす。
2 残りの米粉とBをよく混ぜて1に加え、ゴムベラで手早く混ぜ合わせる。生地の硬さを見ながら、残しておいた調整水を少しずつ加え、ゴムベラでたっぷりすくった生地が三角形に落ちるくらいのやわらかさに調整する。硬いときはぬるま湯(分量外)をさらに加える。ゴムベラの柄の下の方を握り、生地を手前に集めるようにしながら1分混ぜる。
3 ボウルの中央に生地を集めてラップフィルムをかけ、オーブンの発酵機能を利用するなど約30度の温かいところで10~15分おき、ふんわり膨らむまで発酵させる。
4 台に打ち粉(分量外)をし、ぬらしたカードで生地を出し、水でぬらした手で空気を抜きすぎないようにやさしく約10×15cmの長方形にする。
5 打ち粉(分量外)をしたカードで4を6等分に切り、1個ずつクッキングシートにのせ、蒸しかごに間隔をあけて並べる。
6 蒸気の上がった蒸し器に5をのせ、ふたをして弱火で13分蒸す。
本記事は、『ふとらない米粉パン』(茨木 くみ子・著/文化出版局・刊)からの抜粋です
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バターオイルなしのレシピが評判の著者が研究の末に開発した「ふとらない米粉パン」。サイリウムハスクは不使用、こんにゃくマンナンを材料に使うのが特徴です。こんにゃくの弾力性も加わってふかふかの食感に。食物繊維で腸内環境も整う、体にやさしい米粉パンです。
<撮影/宮濱祐美子>

茨木くみ子(いばらき・くみこ)
健康料理研究家。聖路加看護大学(当時)を卒業後、保健師として健康管理業務にあたる。自身の摂食障害の体験からふとることなく、心身ともに健康的な食生活は穀物をしっかり食べる和食にあることを実感。茨木クッキングスタジオを主宰し、油脂を使わないで作る、パン、お菓子、料理の教室を開くとともに、健康的なダイエット法を雑誌、テレビ、講演会などを通して普及に努めている。著書に『こねない ふとらない食パン』、『ふとらない米粉のお菓子』(ともに文化出版局)など。







