• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、出張帰りの新幹線で楽しむひとり時間と、連休中のどんぐり拾いのお話です。袋いっぱいのどんぐりを前に、子どもを喜ばせようとかけたひと言が、思いがけない展開に。

    ひとり時間を満喫したあとは、子どもとどんぐり拾いへ

    先日、岡山でお仕事でした。新幹線で約3時間。往復6時間。仕事しているとはいえ、移動している時間のほうが長いです。

    しかも昔は座席に座った瞬間に眠れたのに、いまは年齢のせいかまったく眠れません。眠いのに眠れない。休みたいのに休めない。困ったものです。

    画像1: ひとり時間を満喫したあとは、子どもとどんぐり拾いへ

    この前、婦人科に行ったついでに更年期障害の相談をしてみました。「試しに漢方を飲んでみますか?」といわれて飲み始めた漢方がどうやら身体に合っているらしく、イライラや寝付けないという症状は軽減されたのですが、それでも若いころみたいにはいかないものですね。

    そうなんです。漢方を飲み始めたのです。おかげで調子がよくて助かっています。やっぱり更年期の入り口にいるんだなぁと思います。

    食べ物や飲み物、できるところからちゃんとやらないとなぁと思いながら、帰りの新幹線でさっそくビール飲んでしまいました。ままかりのお寿司も一緒です。

    画像2: ひとり時間を満喫したあとは、子どもとどんぐり拾いへ

    このくらい許しておくれよ。こういうことが重なってる食生活って気づいてるのよ。でもさ、新幹線の移動中が唯一のひとり時間なのよ。それがいまの私にとったら、とてつもない贅沢な自由時間なのよ。

    いつもの早食いも、子どもがいないとこんなにのんびり食べられるんだなぁと思いました。

    そして仕事終わりは三連休。日本はいつからこんなに連休が多くなったのかしら? 「夏休み終わったのに、連休だらけでほんとイヤ!」というお母さんたちの叫びをよく耳にします。

    連休中は子どもの遊びにつきあってヘロヘロの私と夫。疲れを知らない子どものように時がふたりを......の布施明状態です。

    いいかげんじっとさせたいと思い、どんぐり拾いに誘ってみました。ちなみに東京の公園はどんぐりが拾い尽くされて、全然見つからないことがよくあります。なので、今回もないかもしれない......そしたら泣くに違いない......と、恐る恐る向かった公園に、な、な、なんと大量のどんぐりが。

    画像3: ひとり時間を満喫したあとは、子どもとどんぐり拾いへ

    時期がよかったのか、穴場なのか、だれもここのどんぐりに気づいていません。

    「な、なんで、こんなにどんぐりあるの? いいの? 拾っていいの?」

    初めてみた大量のどんぐりに、子どもも戸惑いを隠せません。

    「いいよ、袋パンパンに拾ってもまだ残るから!」

    私も鼻息荒く答えました。

    大量に拾ったどんぐりをみて、喜ぶかなと思ってこんなことをいってみました。

    「トトロが集めてるかもしれないから、トトロにあげる?」

    みなさんはどんな反応がきたと思いますか?

    ①「そうする!」といって、トトロがいそうな場所に戻す。
    ②「もっと集める!」といって日が暮れる。
    ③ 泣き叫ぶ。

    正解は......

    ③の「泣き叫ぶ」でした。

    怖いと。トトロがどんぐりを食べにくるかもしれないのが怖いから、あげたくないと。来ないでくれと。泣き叫びました。母はよかれと思っただけなんだ......ごめん.....。.

    そんな大量のどんぐりは家に持ち帰り、虫が出てくると嫌なので茹でて乾燥中です。

    泣き叫ばれても、どんぐりを茹でてあげる私は偉い。自分で自分を褒めました。



    画像4: ひとり時間を満喫したあとは、子どもとどんぐり拾いへ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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