自分らしくおしゃれを楽しむ方々は、どんなクローゼットなのでしょう? 春夏秋冬の装いから、洋服のしまい方まで、その中身を拝見してみました。今回は、イラストレーター・山本祐布子さんのクローゼットから、季節ごとに「ふだん」と「お出かけ」の装いを紹介します。
(『天然生活』2015年10月号掲載)
春 の装い
[ ふだん ]
シャツ+デニムも大人色を選べばほどよく上品さが漂う
![画像: 「マーガレット・ハウエル」のシャツと、「アメリカン・ヴィンテージ」のデニムでカジュアルに。白を選べば、デニムでもすっきりと上品な印象になる。靴は動きやすさを重視して、「アディダス」のスタンスミス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/ae5f5cdd058ba57d3916d8f52268a19f64d48810.jpg)
「マーガレット・ハウエル」のシャツと、「アメリカン・ヴィンテージ」のデニムでカジュアルに。白を選べば、デニムでもすっきりと上品な印象になる。靴は動きやすさを重視して、「アディダス」のスタンスミス
[ お出かけ ]
たった一枚でさまになるのがビンテージの特別感
![画像: 「ジバンシイ」のワンピースは、’50~’60年代のビンテージ。ヒールを履くときまりすぎてしまうから、厚手のタイツと「そのみつ」のレースアップシューズを合わせる。バッグは「ジャマン・ピュエッシュ」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/80dd7594ed4c526072031f4fdb5c4638b35700ed.jpg)
「ジバンシイ」のワンピースは、’50~’60年代のビンテージ。ヒールを履くときまりすぎてしまうから、厚手のタイツと「そのみつ」のレースアップシューズを合わせる。バッグは「ジャマン・ピュエッシュ」
夏 の装い
[ ふだん ]
暑い季節は、アイテム数を絞ってすっきり過ごす
![画像: 「アデュー トリステス」のワンピースは、ベルトでゆったりブラウジング。ベルトなしで着ても、ふわりとしたシルエットでかわいい。ベルトと足元の「レペット」を茶系でそろえ、ワントーンでシックにまとめる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/45e4bcd63ca4a037ec9e8e1b80f9226e717743f6.jpg)
「アデュー トリステス」のワンピースは、ベルトでゆったりブラウジング。ベルトなしで着ても、ふわりとしたシルエットでかわいい。ベルトと足元の「レペット」を茶系でそろえ、ワントーンでシックにまとめる
[ お出かけ ]
真っ白なドレスに映える、ビーズのカラフルバッグ
![画像: コットンリネンのワンピースは「スポークン ワーズ プロジェクト」のもので、実はウエディングドレスをリメイクしたもの。クラシックな印象の一枚なので、足元は「ダンスコ」でほどよくカジュアルダウン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/be86f2319219bf6ac720b3d17ad157a84f93cb85.jpg)
コットンリネンのワンピースは「スポークン ワーズ プロジェクト」のもので、実はウエディングドレスをリメイクしたもの。クラシックな印象の一枚なので、足元は「ダンスコ」でほどよくカジュアルダウン
秋 の装い
[ ふだん ]
上質アイテムだからこそ、黒一色がここまできまる
![画像: リブカーディガンとパンツは、ともに10年以上前から愛用する「ジル・サンダー」のもの。バッグは、昔に買ったシンプルな「コーチ」で。「パトリック・コックス」のスニーカーの、白のラインがひそかなポイント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/334299459af3989b58b05346c89b8a8491a7608e.jpg)
リブカーディガンとパンツは、ともに10年以上前から愛用する「ジル・サンダー」のもの。バッグは、昔に買ったシンプルな「コーチ」で。「パトリック・コックス」のスニーカーの、白のラインがひそかなポイント
[ お出かけ ]
秋になると身に着けたくなる深い色合いのニット&ボトム
![画像: 「YUKI」のカーディガンはボタンを閉めて、プルオーバー感覚で使う。サスペンダー付きの「Disk1」のパンツは、ピンストライプのすっきりしたラインがお出かけ仕様。足元は、かっちりした「そのみつ」を](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/52cdc0ecd7e29d6fceee1d96b9bed6f6a5e00dfb.jpg)
「YUKI」のカーディガンはボタンを閉めて、プルオーバー感覚で使う。サスペンダー付きの「Disk1」のパンツは、ピンストライプのすっきりしたラインがお出かけ仕様。足元は、かっちりした「そのみつ」を
冬 の装い
[ ふだん ]
コートさえ押さえれば、冬のスタイルはあっさりきまる
![画像: ベーシックなコートは、4年ほど前に買った「エルメス」。ニットとパンツは、それぞれ「無印良品」と「ユニクロ」。コートさえ上質なものを着ていれば、全体が品よくまとまる。足元は軽やかに白の「アディダス」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/238a5f01275698bbfb69601961b9ade874b92a21.jpg)
ベーシックなコートは、4年ほど前に買った「エルメス」。ニットとパンツは、それぞれ「無印良品」と「ユニクロ」。コートさえ上質なものを着ていれば、全体が品よくまとまる。足元は軽やかに白の「アディダス」
[ お出かけ ]
シンプルで上質なアイテムには柄タイツで遊び心を
![画像: 「ジル・サンダー」のワンピースは、そのシルエットをコートで隠すのがもったいないので、車移動でアウターを必要としないときに着用。靴はシンプルな「バリー」。「アンティパスト」の柄タイツでアクセントを](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/9d7760208614f83f92438d713533f7e1f1050d0b.jpg)
「ジル・サンダー」のワンピースは、そのシルエットをコートで隠すのがもったいないので、車移動でアウターを必要としないときに着用。靴はシンプルな「バリー」。「アンティパスト」の柄タイツでアクセントを
昔から手放せないもの
雑誌で見かけてピンときたボッテガ・ヴェネタ
10年ほど前に雑誌で見かけて「理想のバッグ」だと感じ、現地からわざわざ取り寄せたバッグ。素材のよさだけを際立たせる潔さがいい
![画像: 雑誌で見かけてピンときたボッテガ・ヴェネタ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/06a15ea9ca1e88f6638a030e6dbd0a13a06f7fe2.jpg)
パリで見つけたスモーキートパーズのピアス
10年ほど前、パリの「アドリーヌ アンドレ」で見かけたピアス。そのときはやり過ごしたものの、やはり気になり、帰国日に購入した
![画像: パリで見つけたスモーキートパーズのピアス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/0ef042f42135cb74b9f93a8ec23e68af80b4c7aa.jpg)
最近、買ったもの
ふたつ目のカミンスキーは、大人っぽいブラック
「麦わら帽子といえば、『ヘレンカミンスキー』と思い込んでいます」。ナチュラルカラーは、すでに所有。ふたつ目は黒にして大正解だとか
![画像: ふたつ目のカミンスキーは、大人っぽいブラック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/7672ff3b863a622ac49f10b2658bd2d64ef9fe0d.jpg)
ずっと前から大好きな、小鳥柄のストール
「オールドマンズテーラー」のこの柄は昔から大好きで、ワンピースも持っていた。着古したものを、娘さんのために仕立て直したほど
![画像1: ずっと前から大好きな、小鳥柄のストール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/b0807854bc4cf93b16184e990ddcec6d14fe1bbb.jpg)
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「クローゼットの中身」・イラストレーター 山本祐布子さんへ ⇒
<撮影/柳原久子(https://water-fish.co.jp/) 取材・文/福山雅美>
![画像2: ずっと前から大好きな、小鳥柄のストール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2019/10/28/883675a6989b4d8cbc5ec3387ae98371892f92fc.jpg)
山本祐布子(やまもと・ゆうこ)
京都精華大学テキスタイルデザイン科卒業。切り絵、ドローイングを用いた雑誌や広告のイラストレーションを手がけるほか、プロダクトデザインにも携わる。
https://yukoyamamoto.jp
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです