• 今月の表紙は、フルーツ喫茶オハラ店主・おはらあやさんにつくっていただいた、スコーンとフルーツヨーグルトクリームです。ミルクティーも添えて、休日の朝にゆっくりといただきたいブランチの一枚です。

    「フルーツ喫茶オハラ」は、西荻窪でひと月に3日だけ営業するフルーツサンドが看板メニューのお店。

    お店は完全予約制で、そのおいしさと、希少性から、看板メニューは “幻のフルーツサンド” とも呼ばれています。

    今月の特集内「フルーツブランチのすすめ」では、メニューすべてをみずからの手でつくる店主のおはらあやさんに、家庭でもつくりやすいフルーツサンドを中心に、ブランチにぴったりなフルーツを楽しむレシピを、教えていただきました。

    表紙の写真は、手軽にフルーツを楽しむ方法としてご提案いただいたフルーツヨーグルトクリームと、それに合わせるスコーン。

    つくり方は本当に簡単で、ヨーグルトに刻んだドライフルーツを入れて、一晩おくだけで完成です。ドライフルーツはヨーグルトの水分でふっくらとやわらかくなり、ヨーグルトは水分が吸われてもったりとします。

    「どれくらいもったりするかというと……」おはらさんがクリームの入った器をひっくり返して「落ちてこないくらいになるんです」と、見せてくれました。

    スコーンにもヨーグルトが入っていて、外はサクッと、中はふわふわの柔らかい食感で、クリームとの相性も抜群です。

    スコーンは、誌面では丸型で抜いていますが、型がない場合はコップのフチでも、包丁で5cm四方にカットしても焼けます。

    画像1: 表紙の一枚 『天然生活』2020年5月号

    包丁でカットしてつくってみました、四角いスコーンです。

    おはらさんのレシピはヨーグルトがポイントで、もちろん、フルーツサンドにも使っています。「基本のクリーム」には水きりヨーグルトが入っているので、生クリームだけのものよりもさわやかな口当たり。そして甘みにはちみつも使用しているのでコクもあります。

    「さっぱりとしていて、コクも感じられるクリームにしたくて、たくさん試作しました」

    そんな基本のクリームは、フルーツにとても合うのです。しつこさもなく、試食の手が止まらぬおいしさでした……。

    画像2: 表紙の一枚 『天然生活』2020年5月号

    撮影後のお楽しみ。たくさん並ぶとパーティーさながら、とても華やかですね。しかしあっという間に完食してしまいました。

    「撮影はまだ慣れなくて、緊張します」というおはらさんでしたが、細やかな準備をしていただいてとても楽しく撮影が進みました。なんといっても、フルーツサンドたちの断面の美しさといったら。写真を撮るたびに「かわいいね」「おいしそうだね」とスタッフ一同、思わず声がもれます。

    今回ご一緒させていただいた、フォトグラファーの吉森慎之介さん、スタイリストの荻野玲子さん、ライターの河合知子さん、そして、おはらあやさんに感謝を込めて。

    ※ おはらあやさんの記事「フルーツ喫茶オハラ フルーツブランチのすすめ」は、『天然生活』2020年5月号、P.42~47に掲載されています。


    画像3: 表紙の一枚 『天然生活』2020年5月号
    『天然生活』2020年5月号

    私の朝時間、朝の習慣/家庭料理の工夫とおさらい

    『天然生活』2020年5月号

    定価:820円(税込)

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