• ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。スタイリストの植村美智子さんが、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。植村さんの提案する「コツ」は、おしゃれ初心者でもすぐに取り入れられるような、簡単で手軽なものばかり。今回は、全身のバランスが気になるときの解決法をご紹介します。ぜひ、日々のおしゃれにお役立てください。
    画像: 基本のスタイル。縦のラインをつくってくれていた強い味方ロング丈のアウターがいなくなり、あらためて、全身のバランスが気になってしまうことも。

    基本のスタイル。縦のラインをつくってくれていた強い味方ロング丈のアウターがいなくなり、あらためて、全身のバランスが気になってしまうことも。

    全身のバランスが気になるとき

    ひさしぶりにアウターのいらない季節がやってきました。軽やかになりましたね。でも同時に、ちょっと不安な気持ちも生まれていたりしませんか?

    アウターという、大きな面積のアイテムがなくなり、コーディネートが寂しくなってしまったり、アウターの質感で保たれていたバランスが崩れ、カジュアルさが強くなりすぎてしまったり、縦のラインをつくってくれていた強い味方ロング丈のアウターがいなくなり、あらためて、全身のバランスが気になってしまったり……。

    かといって、昨年どんなコーディネートをしていたか思い出そうとしてみても、なかなか思い出せなかったりするものです。

    今回は、全身のバランスが気になるときの解決法を。

    ポイントはトップス。

    ボトムスは変えずに、トップスの丈やボリューム、色をほんの少し見直すだけで、バランスが落ち着き、あか抜けた印象になります。

     トップスの丈やボリュームを見直す

    トップスの丈が、ちょっと短かったり、中途半端に長かったりしていませんか?

    丈が短いと、腰の張りが気になってしまったり、中途半端に長いと、ちょっと懐かしい雰囲気になってしまったり……。

    ボリューム感はどうでしょう?
    いまの流れに沿っていますか? 正統派になりすぎていませんか?

    体形はもちろん、合わせるボトムスによっても相性の良い着丈、ボリュームは違ってきます。アウターでごまかされていた腰回りのバランスを改めて考え直してみましょう。

    画像: オーバーサイズのカーディガンで、いまのバランスに。

    オーバーサイズのカーディガンで、いまのバランスに。

     トップスとボトムスを同系色にしてつながりを

    バランスよく合わせられるアイテムを見つけられないときは、「ブラック+ブラック」「白+生成り」など、トップスとボトムスを同系色でまとめてしまうという手もあり。

    上下のつながりが出て、丈感問題を曖昧にしてくれるのでバランスを取りやすくなります。

    異素材合わせにし、シューズやバッグなどの小物で色を効かせれば、コーディネートが寂しくなることはないはずです。

    画像: 濃い色の物同士の合わせの場合、足元には明るい色を。

    濃い色の物同士の合わせの場合、足元には明るい色を。

    次回は、6月のお悩みです。お楽しみに。


    <スタイリング/植村美智子 撮影/山田耕司>

    画像: 2 トップスとボトムスを同系色にしてつながりを

    植村 美智子(うえむら・みちこ)
    大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。

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    天然生活の本『「今の自分」に似合う服』(植村美智子・著)
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    『「今の自分」に似合う服』(植村美智子・著)

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