• ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
    8月は、気温や湿度が上がり、薄着になる季節だからこその悩みである、インナーの透けや見え方を解決する、インナーの選び方&着こなし方をスタイリストの植村美智子さんに教えていただきます。今回は、インナーのあたりが気になるときにおすすめの、シームレスのタンクトップについて。
    植村さんが、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。植村さんの提案する「コツ」は、おしゃれ初心者でもすぐに取り入れられるような、簡単で手軽なものばかり。ぜひ、日々のおしゃれにお役立てください。

    透け感のない薄手のトップスには、あたりの出ないシームレスのタンクトップを

    画像: 左)シームレスタンクトップ 右)カップ付きハーフトップ

    左)シームレスタンクトップ 右)カップ付きハーフトップ

    この時期、多くの方から質問を受けるのが、インナーについて。

    今年らしい、透け感のあるシアー素材のシャツや、編み目の大きいニット、薄手の白いカットソーなど、インナーが気になるトップスはさまざま。適したインナーもそれぞれ違っていたりもします。

    そして、トップスに透け感がなくてもインナーの凹凸が表に響き、おしゃれの邪魔をしてしまうことも。

    私が便利に活躍させていて、お客さまにもおすすめしているのが、“胸元真っ直ぐのキャミソール” と ”シームレスのタンクトップ” 。タイプ的にはこのふたつがあれば、だいたいこなせてしまいます。

    今回は、やわらかい質感の薄手ニットやカットソーをきれいに着られる、シームレスのタンクトップについて。

    ◇ ◇ ◇

    薄手のニットや、やわらかい質感のカットソーを着たとき、インナーの凹凸が表に響き、あたりが出てしまうことがあります。

    お気に入りのトップスを着ていても、せっかくの素敵さが台無しになってしまうことも。

    端が折り返し処理され厚みが出ているインナーを合わせると、あたりが出てしまいがちなので、薄手のトップスには、端の処理がカットオフ、切りっぱなしになっている、シームレスのインナーを合わせるのがおすすめです。

    画像: 【NG】凹凸のあるインナーを合わせると、あたりが出て残念なことに…

    【NG】凹凸のあるインナーを合わせると、あたりが出て残念なことに…

    画像: 【OK】縫い目のないシームレスのインナーを合わせれば、表に響きません

    【OK】縫い目のないシームレスのインナーを合わせれば、表に響きません

     

    大いに下着感あるシームレスのインナーは、基本、インナーが見えることのないトップスに合わせるものなので、ベージュを持っていれば合わせられないものはないはずです。

    画像1: 透け感のない薄手のトップスには、あたりの出ないシームレスのタンクトップを

    手を上げたときに、ウエストからインナーが覗いてしまいそうなときは、トップスと色を合わせてみてください。

    ◆ 次回は、「汗も心配」という人におすすめのインナーをご紹介します。



    <スタイリング/植村美智子 撮影/滝沢育絵>

    画像2: 透け感のない薄手のトップスには、あたりの出ないシームレスのタンクトップを

    植村 美智子(うえむら・みちこ)
    大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。

    Liltin' ファッションコーディネートサービス

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    天然生活の本『「今の自分」に似合う服』(植村美智子・著)
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