• 「セルフケアから始まる地球ケア」をテーマに、私たちの日常や都会でもできる循環型の暮らしを、気軽に楽しくちょっとまじめにお届けしています。今回は、コワーキングスペースみどり荘で行われている東京パーマカルチャーランチをご紹介します。

    読者の皆様こんにちは! 『アラサー女子のまるごとケア』をご覧いただきありがとうございます。

    今回は私たちが毎月通い詰める、コワーキングスペース みどり荘(表参道)で行われている東京パーマカルチャーランチに参加してきましたのでご紹介しますね。

    私たち二人が出会った場所もこのランチ会なんです!

    自然と、人と、繋がる場所

    画像: 自然と、人と、繋がる場所

    ストーリーがあふれ出す一皿

    なぜ私たちが毎月このランチ会を楽しみにしているかというと、とにかく 食べたあとの心も体も満たされている感覚 に毎回感動するからです。

    初めてランチ会に参加したときは、食材に 表参道のビルの屋上で育てられている ものもあると聞いて驚きました。

    そして、毎回シェフの皆さんがお料理や素材について、

    「どこで、誰に、どんな風に作られたのか」

    「お野菜やハーブの個性」

    「一皿ができるまでのストーリー」

    などを丁寧に説明してくださるんです。

    できあがったプレートを前にすると、自然や暮らしのストーリーが一皿からあふれ出てきてワクワクがとまりません。

    地球からのギフト

    画像1: 地球からのギフト
    画像2: 地球からのギフト

    毎度心踊ってしまう色とりどりのワンプレート。

    素敵なプレートができあがる過程では、いつも予期せぬ出来事が起きるそう。

    実は、このプレート、メニューやレシピを具体的に決めることがないようなんです。

    「この一皿は、地球からのギフトなの。愛を届けるチャレンジという想いを込めて作っているよ」

    とシェフの先さんがお話をしてくださいました。

    仕込みをする際は、その日に収穫できたものや手に入ったもの、偶然いただいたものをベースに作り始めるそうです。

    その日集まった、地球からのギフト

    それらを受け取り、目の前にすると、インスピレーションが降ってくるかのようにレシピがうまれてくる、そんな風に聞こえました。

    シェフの皆さんはそれぞれにお料理を仕込み、ランチ会当日に持ち寄るそうです。

    そして、一皿にまとめてみる。

    すると不思議なことに、どこにも見かけないコンビネーションの品々が交わり合い、協調し合って、新しい美味しさが誕生するのだそうです。

    偶然集まった、恵の一皿。

    私たちは地球からのギフトと沢山の愛を受け取っているんだと気付かされます。

    食を囲み人が繋がる

    思いの込められたお料理に、1つのテーブルを囲んで感動の声が飛び交う。

    たとえ知り合いではなくても、食事をきっかけに自然に会話がうまれます。

    会話が広がっていくと、人と人の繋がりもうまれていきます。

    表参道という土地柄、このランチ会に参加する人は職種も国籍も多様性が豊かです。

    それぞれのバックグラウンドや、なぜ今日ここに来たのかというストーリーは、とても刺激的で面白く、真新しい情報・価値観に出会うこともあります。

    美味しいお料理をいただけることも勿論ですが、自然や人との繋がりに喜びを感じて私たちは毎月通っているのかもしれません。

    都会で自然と繋がる場所

    食後には、屋上ガーデンへ危険な階段を登っていきます(笑)。

    そこはまるで新しい世界です。

    ぽかぽかと陽をさす太陽、広い空、

    眼下には表参道の街並みを見渡すことができ、

    目の前には多種多様の植物たちが生きている。

    その日プレートに出てきた食材をみかけると、

    いのちをいただいたんだ、ありがとう

    と自然への感謝の気持ちがこみ上げてきます。

    都会は種を育み、飛ばす場所

    画像1: 都会は種を育み、飛ばす場所
    画像2: 都会は種を育み、飛ばす場所

    シェフのまどかさんに、この場所の未来を伺ってみると、

    「このランチ会は、屋上ガーデンと都会に暮らす人々を繋げるいいきっかけ になっているけど、ガーデンがなくなったらこのランチ会も、一旦は終わってしまうと思う。でも、それは 街らしい出来事 かもしれません」

    と教えてくださいました。

    都会にあるこのガーデンは、元々限定的に作られているものなんだそう。

    いつかこのガーデンがなくなってしまったとしても、ここにいる植物たちは誰かの元に旅立っていけるように、鉢に取手をつけるなど 運びやすく工夫されている そうです。

    たんぽぽの花が開き綿毛となって新しい場所に飛んでいくようなイメージが浮かびます。

    都会という場所は、

    芽を育て、花を開かせ、種を飛ばす

    そんな場所なのかもしれません。

    パーマカルチャーを体現

    画像: パーマカルチャーを体現

    パーマカルチャー とは、自然界に存在する「循環型システム」を現代社会に応用させながら、農業を中心にエネルギーやコミュニティーなどあらゆる分野で持続可能なデザインを設計し、実践していく考え方です。

    東京パーマカルチャーランチは、パーマカルチャーの在り方を都会で体現している 貴重な場所です。

    そして、受け取ったり与えたりしながら「循環の中に生きている」ということを思い出させてくれる、私たちにとって特別な場所になっています。

    のりかさん、先さん、まどかさん、素敵なギフトをありがとう。
     

    画像1: 都会で味わうパーマカルチャーランチって? | アラサー女子のまるごとケア

    東京パーマカルチャーランチ
    https://www.instagram.com/tokyo_permaculture_lunch/
    みどり荘表参道1階にて毎月第3木曜日開催。表参道にある屋上ガーデンの植物と、安心できる食材を使ってランチを作ります。料理のスパイスは旅と街暮らしへのユーモア。開催日等詳細はインスタグラムでご確認ください。

    画像2: 都会で味わうパーマカルチャーランチって? | アラサー女子のまるごとケア

    コワーキングスペース みどり荘 -表参道-
    http://midori.so
    〒107-0062 東京都港区南青山3-13 COMMUNE MIDORI.so
    表参道から徒歩3分。本やアートに囲まれたデスクやロビー、屋外のウッドデッキなど、好きな場所で自分らしいライフスタイルで仕事ができる。地方から東京へ、海外から日本への出張の際のオフィスにも便利。ギャラリー併設。

     


    画像3: 都会で味わうパーマカルチャーランチって? | アラサー女子のまるごとケア

    右) 都築知美(つづき・ともみ)
    1991年東京都生まれ。文学部哲学科卒業。ライター・アクセスバーズプラクティショナー・フォトグラファー(趣味)。心身の不調を経験し、心・体・魂をまるごと扱う"ホリスティック"という視点に出会い共感する。いのちに寄り添う生き方として非暴力コミュニケーション・セルフコンパッション・マインドフルネスを実践している。全てのいのちが生き生きする未来を願ってパーマカルチャーを実践する人々からサスティナブルな暮らしを学んでいる。

    左) 斎藤佳菜子(さいとう・かなこ)
    1990年生まれ。埼玉県出身。日本美容専門学校卒。美容師・アクセスバーズプラクティショナー・非暴力コミュニケーション実践者。2011年から8年東京のサロンでの経験を経て、2019年1月からウズベキスタンへ。美容学校で技術の普及に努めながらも、ウズベク人の生き方に感銘を受ける。2020年4月に帰国後、循環型の暮らし、農業、セルフケア、食養などを経験。人の内面の健やかさと美を学びながら、どこでもできる豊かな暮らしを模索中。

    アラサー女子のまるごとケア -Instagram-
    https://www.instagram.com/marugoto_care/
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