「きびだんご」だけじゃない、逸品ぞろいの岡山県
古代から、山陽道の中心として栄えてきた岡山県は、瀬戸内海の魚介、桃をはじめとした果物、中国山地の高原育ちの乳製品など、実は豊かな食文化に恵まれた地。そんな食の王国だからこそ、そこで育まれたお菓子も逸品ぞろいです。
岡山の伝統的な銘菓といえば、上質なもち米ときびでつくるもっちりとした「きびだんご」が有名ですが、「きびだんご」に勝るとも劣らない、新旧の銘菓8品を厳選して紹介します。
でぇれぇ古墳クッキー 30g×3 袋入り540円(シャルマン)
岡山県に数多くある古墳をかたどった、なんともかわいいクッキー。「でぇれぇ」は、岡山県の方言で「すごい」という意味。ひと口噛むと、サクサクの食感とともに濃厚な風味が広がります。プレーン、チョコ、抹茶の3つの味が入った袋が、リボンで結わえられて3つを1セットに。そのかわいい見た目に「自分用のプチ土産にしたい」という人にも人気です。
大手まんぢゅう 38g ×10個入り 864円(大手饅頭伊部屋)
江戸時代の天保8年(1837年)に誕生した「大手まんぢゅう」は、当時の藩主にも愛され、御茶会の席でも用いられた岡山の銘菓の代表格で、「日本三大まんじゅう」にも数えられる由緒ある逸品です。特製のあんを包む薄皮は、麹から仕込んだ甘酒が隠し味。口に運ぶとなめらかな上品なあんと、甘酒のコクが広がります。冬は電子レンジで軽く温めたり、夏場は冷やしたり、季節に合わせて味わい方を変えて楽しむのがツウの岡山県人なのだそうです。
みんせん 25g 324円(卵娘庵)
自然の中、平飼いで大切に鶏を育てている卵屋さんがつくったお菓子です。「みんせん」とは「みんなのせんべい」の意味。有精卵と米粉、そしてテンサイ糖が少しだけという、素材にこだわったシンプルなお菓子です。子どもからお年寄りまで幅広い世代に人気で、自然な甘さとさっくりとした軽い歯ごたえは、たまごボーロのような優しい味わいです。
備前焼みるく饅頭 5個入り 648円(小倉産業)
岡山県は実は酪農が盛んで「西の軽井沢」とも呼ばれる蒜山高原特産の蒜山ジャージー牛乳は、搾った直後はうっすら金色に輝くことから「黄金のミルク」と呼ばれています。そんな蒜山ジャージー牛乳を練り込んだ生地で、バターを利かせた白あんを包んだ、ミルキーで上品なまんじゅうです。表面の模様は特産品の「備前焼」を表現したもので、ひとつひとつ職人が筆で描いています。
醤油屋せんべい市米 8枚入り 540円(鷹取醤油)
1905年創業の醤油店が手がける、まろやかで甘みがある醤油の風味を生かした、岡山県産うるち米のせんべいです。うるち米の粒感を残した生地は、固焼きでしょっぱい醤油せんべいのイメージを一新する味わい。軽い口あたりでまろやかなだししょうゆの風味が広がります。「何枚でもいける」という、止められないおいしさで人気です。
はれまーじゅ苺 25g×6個入り 1,080円(廣榮堂)
廣榮堂は、安政3年(1856年)創業で165年の歴史を誇る、名物きびだんごの老舗です。そんな廣榮堂がつくった洋風焼き菓子は、瀬戸内産の苺を使ったあんを、しっとりとした生地でやさしく包みました。トッピングは苺ジャム。甘酸っぱい苺のフレーバーと生地の相性は最高で、想像以上のマリアージュです。
倉敷おからクッキー・米粉プレーン 160g 540円(もとや)
地元豆腐店の100%国産大豆の生おからと、岡山県産米粉を使用したヘルシーな堅焼きのクッキーです。小麦不使用のグルテンフリーで、ミネラルが豊富な鹿児島産の粗糖が使われてるのもうれしいポイント。口に入れると、おからからイメージされるパサパサ感がまったくなく、程よい甘みで飽きがきません。噛みしめるほどに味わいが深まります。
桃子のひと時 どら桃子 1個 270円(岡山県青果物販売)
フルーツ王国・岡山を代表する桃「清水白桃」の上品な芳香ときめ細かな口あたり、とろける甘さをそのまま生かした変わりどら焼きです。清水白桃のピューレを練り込んだ白あんを、岡山県産の米粉の皮で挟みました。フレッシュで個性的な桃あんをしっとりしたどら焼きの皮が受け止め、白桃の風味を存分に楽しめます。「旬以外でも桃の風味を楽しめる。ご当地スイーツの新機軸」と評判です。
どの銘菓も、「とっとり・おかやま新橋館」で購入できます
東京・新橋にある「とっとり・おかやま新橋館」の「ESSE×岡山 お菓子フェア」では、ここで紹介した岡山県の銘菓が購入可能です。開催期間は2月8~14日ですので、ぜひおいしさを体験してみてください。
※価格はすべて税込価格です。
とっとり・おかやま新橋館
東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1・2階
TEL. 03-6280-6474
[提供/岡山県]