(『天然生活』2021年5月号掲載)
自分たちらしい色に染めるのが楽しみな家です
埼玉県秩父市のシンボル、武甲山を望む地で、農業を営む黒澤 功さん、尚子さん夫妻は、ふたりの息子と4人暮らし。栽培するのは地元ブランドの「秩父きゅうり」とトマトです。
野菜栽培農家の朝は早く、夜明けから農作業に出る功さん。尚子さんは子どもたちを学校へ送り出したあと、作業の手伝いへ。ふたりのあわただしい日常が過ぎていきます。
そんな毎日にひとときの安らぎを与えてくれるのがこの家。
建てたのはおよそ1年前。数々の住宅展示場を回った末に出合ったのが、BESSの「G−LOG(ジーログ) なつ」でした。
BESSの単独展示場「LOGWAY(ログウェイ)」で、自分たちが望んでいたのはこんな家での暮らし、と気づかされたそうです。
この家でふたりは、仕事の合間の時間を思い思いに過ごしています。
功さんは1階のデッキで昼食を食べたり、休憩したり。「私は2階のベランダのようなNIDO(ニド)でお茶を飲んでのんびりします。ときにはお昼寝も」と尚子さん。
功さんとは、仕事もプライベートも一緒だからこそ、こんな時間が必要なのかもしれません。
1階にはLDKと水回り、2階は3つの個室とセカンドリビング、2階の吹き抜け上部には小さなグルニエという構成。窓を全開にすれば、NIDOとつながる大空間に。
ここはひとりひとりが、自由な使い方をできる場所。
尚子さんの専用スペースはグルニエです。ここでは趣味のマクラメ編みを楽しみます。功さんは庭に建てた小屋でスポーツ用品のメンテナンス。
プライベートの時間も各々が趣味を楽しむ場所があるのです。
ほかにもこの家には、暮らしを楽しむための仕掛けがいっぱい。
「この家で暮らしていると、したいことのアイデアがどんどんわき出てくるようです」と尚子さん。
きっとふたりはこれからじっくりと時間をかけて、この家を大切に育てていくのでしょう。
BESSの「G-LOG なつ」
「プロポーションが抜群にカッコよかったんです」(功さん)という「G-LOG なつ」は大きな勾配の三角屋根が印象的な家です。
外でも内でもないNIDOと呼ばれる広いデッキテラスや三角天井の屋根なりに吹き抜けた大空間ロフト、使い方を考えるのが楽しいグルニエなど、住む人の感性を刺激する家なのです。
〈写真/山川修一 取材・文/丸 洋子〉
LOGWAY
全国に40拠点あるBESSの単独展示場。「G-LOG なつ」をはじめ、個性豊かな5タイプの家と2タイプの小屋で、遊び心あふれる暮らしを体験できます。代官山のBESSスクエアは現在改修工事中で、4月に全面リニューアルオープン予定。詳しくはHP( https://www.bess.jp/logway/ )をご覧ください。
TEL.03-3462-7000
提供/BESS
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです