• 今月の表紙は、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教えていただいた「初夏のみつ・シロップ」の中の一枚です。

    ムラヨシマサユキさんの「初夏のみつ・シロップ」

    今月の特集は「夏をのりきるつくりおき」。

    特集内の「初夏のみつ・シロップ」では、元となる7つのみつとシロップのレシピとともに、そのアレンジレシピも教えてもらいました。

    表紙の写真は「フレッシュハーブのシロップ」とそのアレンジ「ハーブゼリー」、そして、「ハイビスカスティーシロップ」とそのアレンジ「グラニテ」です。

    撮影は4月半ば。あいにくの雨模様でしたが、初夏にぴったりの涼しげなカットとなりました。

    今回の企画は、「つくりおきできて、日持ちのする甘いもの」というテーマで、ムラヨシさんが考えてくださったレシピです。

    みつ・シロップのいただき方というと、水や炭酸で割ったドリンクを思い浮かべることが多いですが、こんなふうに、ゼラチンを混ぜるだけでゼリーになったり、薄めて凍らせるだけでシャーベットのように食べられたり。

    アレンジ自在なシロップがあれば、ほんのちょっとのひと手間で、おやつの時間がぐっと豊かになります。

    画像: 撮影時のひとこま。「みつ」や「シロップ」があれば、手軽に口福スイーツがつくれます。

    撮影時のひとこま。「みつ」や「シロップ」があれば、手軽に口福スイーツがつくれます。

    企画のなかでは、そのほかにも、かき氷にかけたり、砂糖の代わりに生地に混ぜてクッキーにしたりと、打ち合わせ時にどんどん広がった、ムラヨシさんのアレンジアイデアが満載です。

    当初、写真左の「ハイビスカスティーシロップ」は、普通の紅茶でつくる予定でしたが、撮影数日前に「全体の色味が淋しい気がするのでハイビスカスティーに変更してもよいですか?」とムラヨシさんからご連絡が……。

    これが大正解! 色鮮やかなピンクが美しく、酸味と香りも絶品のシロップになりました。

    また、スタイリングを担当くださった安部まゆこさんは、日々のおかずも格好いい食卓も、かわいいお菓子も、オールマイティにこなしてくれる敏腕スタイリストさん。今回は、このテーマとムラヨシさんのイメージに合わせて、甘すぎず涼しげなとびきり素敵な世界観をつくってくれました。

    誌面ではほかにも、かぼすシロップやヨーグルトシロップなども紹介しています。どれも1~2週間は日持ちするのもうれしいポイントです。

    また、特集のつくりおきおかずも満載です。暑さが日に日に増してくるこれからの季節。毎日の料理にぜひ、ご活用ください。

    〈撮影/山川修一 取材・文/結城 歩〉

    ※ムラヨシマサユキさんの記事「初夏のみつ・シロップ」は、『天然生活』2021年7月号、P.46~50に掲載されています。


    『天然生活』2021年7月号

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