• 人気造形ユニット「丸林さんち」の丸林佐和子さんが提案する、残りもので料理をつくるように、気軽に始められるDIYを親子で楽しんでみませんか。今回は、簡単につくれるけれど、しっかりと使えるブックシェルフのつくり方を教えてもらいました。シンプルでかわいいデザインなので、インテリアにも映えます。

    簡単だけど、しっかり使えるブックシェルフ

    今回は、ブックシェルフをつくります。

    パーツも工程も少ないので、はじめての家具としてはつくりやすいと思いますし、なんといっても可愛くてインテリアとしても映えます。

    しっかり使えるものがつくれるので、出来あがったときに本当にうれしい気持ちになる作品です。

    ぜひ、お気に入りの本を並べて、部屋に飾ってほしいと思います。

    棚の上などに置いてもいいし、後ろに釣り金具をつけて壁にかけてもよいと思います。

    私は外国の料理の本や可愛い絵本などを入れて愛でています。今回、ホワイトの天然塗料のバターミルクペイントを使いましたが、水色のブックシェルフは百円ショップの塗料で塗りました。かわいい色で気に入っています。

    最近は百円ショップでもナチュラルな色のかわいい色の水性ペンキが売られています。1個買えば塗れますので、そんなのも使ってみてもいいと思います。気軽にチャレンジするのに百円ショップはいいなぁと思います。

    材料

    画像: 材料

    ● 側板(1×4材 89×19×140mm)2枚
    ● 底板(1×4材 89×19×600mm)1枚
    ● 背板(1×6材 140×19×600mm)1枚
    ● 前板(50×19×600mm)1枚
    ● 前板(半円の棒 30×19×600mm)1枚

    道具

    画像: 道具

    ● のこぎり
    ● ハケ
    ● 電動ドリル
    ● 木工用接着剤
    ● 釘
    ● 金づち
    ● バターミルクペイント

    つくり方

     側板の角をのこぎりで切ります。切る線をペンなどで書き込みます。

    画像1: つくり方

     角をカットするのはでザイン的な意味もありますが、使っていて角にぶつかると危険なので、それを取り除くふたつの意味があります。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     電動ドリルで、釘を打つための下穴をあけます。釘を打つと、初心者ほど曲がりやすいので、あらかじめドリルやキリがなどで下穴を開けることをおすすめします。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     木工用接着剤をつけ、組み立てていきます。

    画像: 木工用接着剤をつけ、組み立てていきます。切り口は接着剤が染み込みやすいので多めにつけてください

    木工用接着剤をつけ、組み立てていきます。切り口は接着剤が染み込みやすいので多めにつけてください

    画像6: つくり方

     接着剤がしっかり乾いたら釘を打ちます

    画像7: つくり方

     前板は接着剤のみで接着しました。強度が心配な方は釘で固定しても構いません。

    画像8: つくり方

     好きな色のペンキで塗装します。今回は、バターミルクペイントを使いました。

    画像9: つくり方
    画像10: つくり方

     出来上がりです。

    画像11: つくり方

    <写真・文/まるばやしさわこ>

    丸林佐和子
    造形作家。こどもちゃれんじ『ぽけっと』造形あそび監修、NHK教育テレビ『キミなら何つくる?』の造形スタッフなどで幅広く活躍中。
    雑誌やテレビに多く出演するほか、『はじめてのこうさく』(ポプラ社)、『へんしん工作』(WAVE出版)、『さわこちゃんと10人のおひめさま』(アリス館)、『さわこちゃんと10のぼうけん』(アリス館)、『リトルスペース』(パルコ)、『どんどん!どんぐり工作』(汐文社)、『丸林さんちの家具づくりDIYレシピ』(ブティック社)など著書も多数ある。

    石川聡(丸林 聡)
    アートディレクター/イラストレーター/デザイナー/家や家具の製作。共著に、『丸林さんちの手づくり家具帖』『丸林さんちの手づくり家具帖2 カフェスタイルな、お部屋改装術』『丸林さんちの机の上の小さな家具帖』(以上、メディアファクトリー)、『丸林さんちのはじめての家具づくりレシピ』(パイインターナショナル)、『丸林さんちのヴィンテージスタイルな家具と庭づくり』(エクスナレッジ)がある。



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