(『天然生活』2021年10月号掲載)
薪ストーブの前でぼーっと座っていたら、夫と過ごす未来が自然と想像できました
麦畑の一部を宅地にしたのどかな場所に、高田英亮さん、知里さん夫妻がBESSの「WONDER DEVICE」を建てたのは2年前のことです。
ブルーの箱型が空に映えるこの家との出合いは、結婚前にさかのぼります。先に惚れ込んだのは英亮さんです。
「遊び心があって自由度の高い空間にグッときました」
一方、知里さんはLOGWAY(BESS単独の展示場)で初めて見学したときのことをこう振り返ります。
「家に入った瞬間の木の香りと開放感ははっきり覚えています。不思議ですが、薪ストーブの前でぼーっと座っていたら、夫と過ごす未来が自然と想像できたんです」
ふたりはその夜、「BESSの家を買う」と小さな黒板に記しました。やがて夢に後押しされるように夫婦となり念願をかなえました。
やってみたいことが次々あふれ、暮らしが前より楽しくなりました
家具や食器は心から気に入ったものを選ぶという知里さん。
温かみのある無垢材の壁と床、そして好きなものに囲まれた居心地のいい空間が、育児に追われがちな日々の支えになっています。
「リビングと対面のキッチンがとくにお気に入りです。家族の様子を見渡して会話しながら料理したり、育てたハーブでお菓子をつくったりするひとときは、ささやかだけど幸せを感じます」
この家で暮らしてから、夫婦ともにやりたいことが次々に増えているともいいます。
英亮さんは日曜大工や庭の手入れを、知里さんはガーデニングや家庭菜園を少しずつ始め、冬は薪ストーブでピザを焼いたり料理を楽しんでいます。
「将来的には植えた木が成長した庭で緑に囲まれながら朝ごはんを食べるのも素敵だし、庭の奥に小屋を建ててお店をやってもいいねと夫と話しています」
夢を引き出し、暮らしの楽しみを広げてくれる「WONDER DEVICE」とともに、家族の幸せな日々は紡がれていきます。
BESSの木の家「WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)」
人生を面白くするための「挑む装置」がコンセプトの「WONDER DEVICE」。
高田さん夫婦は「この家は庭が必須」と縦長の土地を選び、芝生を張り、シマトネリコやハイノキを植えて緑化を進行中。
キッチンからデッキ、庭までひと続きになった大空間は子育てにも最適で、杷奈ちゃんは毎日走り回って遊んでいるそう
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東急東横線代官山駅より徒歩7分、旧山手通り沿いに旗艦展示場「BESS MAGMA」がオープンしました。BESSが考える未来の暮らしを体現した特別モデル4棟と小屋、センタードームをご覧いただけます。
BESS MAGMA
東京都目黒区青葉台1-4-5
営業時間:10:00〜18:00
休み:水・木・金(祝日の場合は営業)
TEL.03-3462-7000
https://bessmagma.bess.jp/
提供/BESS
〈撮影/林 紘輝 取材・文/熊坂麻美〉
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです