ハーブの香りと食感が手軽に楽しめる、ハーブバター
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ハーブは収穫した後、早いもので2~3日、長いものでも10日くらいで乾燥してしまうので、フレッシュのまま長期間保存するのが難しい食材です。
そこで、ハーブの収穫ができない時期でもハーブの香りや風味を楽しめるように、「乾燥させる」「オイルや調味料に香りを移す」「加工して保存する」などの方法で、ハーブを保存します。
今回は、「加工して保存する」の一例として、ハーブバターをご紹介します。
ハーブバターは、バターを使うだけでハーブの香りと食感が楽しめて手軽につくれる台所の味方! 家族や仲間とちょっと贅沢な時間を楽しみたい時にオススメです。
ハーブはアレンジ自由。肉料理であればセージやローズマリー。魚料理ならフェンネルやディル。トマトや卵料理には、オレガノ、マジョラム、チャイブなどが相性がよいです!
ハーブバターのつくり方
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材料(つくりやすい分量)
◎ 有塩バター | 200g |
◎ にんにく | 半かけ |
◎ ハーブ | |
・イタリアンパセリ | 適量 |
・ローズマリー | 適量 |
・チャイブ | 適量 |
・ディル(花・タネ・葉) | 適量 |
・レモンタイム | 適量 |
つくり方
1 ハーブを全て粗みじん切りにする。
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2 バターを湯煎して溶かす。
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3 バターにハーブを入れてゆっくり冷やす。
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出来上がったら、保存容器に入れて冷蔵庫で保存。または、ラップで一回分を包んで保存するとより使いやすいかと思います。
つくったハーブバターは、ハーブが空気に触れると黒ずんできてしまうので、3ヶ月くらいで使い切るのが理想です。
ハーブバターのアレンジレシピ
● ハーブバターのバケット
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厚さ5cm程度に切ったバケットに、ハーブバター小さじ1を乗せて、オーブントースターで2分焼く。
● ハーブバターのリゾット風
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材料(つくりやすい分量)
◎ ハーブバター | 大さじ1 |
◎ 玉ねぎ | 1/2個 |
◎ ご飯 | 茶碗1杯 |
◎ 水 | 200cc |
◎ サフラン | ひとつまみ |
◎ チーズ | 適量 |
◎ お好みの具(ベーコン、エビ、トマトなど) | 適量 |
1 水200ccにサフランを入れ、出汁をつくる。
2 玉ねぎは薄切り、チーズやその他の具材は細かく切る。
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3 熱したフライパンにハーブバターを入れ、玉ねぎと、チーズ以外の具材を炒める。
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4 3にご飯を入れて軽く馴染ませたら、1を入れて、水分がとろみになるまで弱火で炒める。
5 チーズを入れて、なじんだら出来上がり。
上記以外にもパスタ、ムニエル、カレー、コンソメスープなどなど。
バターを使ったちょっと濃厚な料理で、寒い時期に体を温めてみるのはいかがでしょうか。ぜひお試しください!
それではハーブで素敵な一日を!
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小川 穣
AGRU代表・NPO日本コミュニティーガーデニング協会会長。
ハーブ・果実の生産及び収穫や加工品の販売を行いながら、暮らしに役立つグリーン・食関連の地域プロジェクトや農やハーブに関する講座の講師として活動している。
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