今月は、カジュアルスタイルが似合わなくなってきたと感じている人が、心おきなくデニムパンツやスニーカーの着こなしを楽しめるよう、大人に似合いやすいスタイルのつくり方を考えていきます。今回は、デニムパンツのコーディネートを考えます。
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ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
上の写真)
ニットベスト 44,000円/ヴェリテクール
デニムパンツ 18,700円/マノン(エムケースクエア)
デニムパンツにはボリュームトップスを
デニムパンツのない日々なんて考えられない!というほど、ずーっと、はきつづけてきている人には、なくてはならないアイテム。
そう、コーディネートのしやすさなどを考えると、代わりになるアイテムがいないのです。
でも、若いときと同じコーディネートではいられないことも、痛感しているはず。
なにか体を動かすイベントに参加するんですか?というスタイルにならず、お出かけ着にする間違いのない方法を考えてみました。
定番のアイテムを、素敵に着こなすには、しっかりいまのスタイルにする必要があります。
いまっぽさのあるトップスで、大人の女性が着こなしやすく、オシャレ感を出しやすいのが、丸みのあるシルエットのボリュームトップス。
カジュアルになりすぎないよう、足元にはレザーシューズを合わせていきます。
ウォッシュのかかったベーシックなストレートデニムには、存在感のあるトップスを。
メッシュ編みのふんわりボリュームのモヘアニットに、メガネとローファーというトラディショナルなアイテムを合わせ、品のよいデニムスタイルをつくります。
マニッシュさの強い、ノンウォッシュのデニムパンツに、やさしい素材のギャザーブラウスと、ふんわりモヘアのカーディガンを合わせたコーディネート。
華奢なバレエシューズで、フェミニンさのある大人のバランスに仕上げます。
次回は、デニムパンツとスニーカーの合わせ方を考えます。
【問い合わせ先】
◆ヴェリテクール|092-753-7559
http://online.veritecoeur.com/
◆エムケースクエア|06-6534-1177
https://manon-japan.com/
◆エンリカ|03-3835-4672
https://shop.enrica.jp/
◆ティッカ
https://ticca.jp/
◆トリップ ルミネエスト新宿店|03-6380-5156
https://www.erotica.co.jp/
◆フラッパーズ|03-5456-6866
https://www.flappers-unit.com/
<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
https://uemuramichiko.com/
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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