(『つくりたくなる日々レシピ』より)
いただきますまで20分
ふだん使いの気楽なレシピ
料理家・長谷川あかりさんのふだんのおかずは、とてもシンプル。
材料をできるだけ少なくし、下ごしらえの手間やまな板の出番を最小限にしています。
料理をするのは面倒だけど、外食やお惣菜の気分でもない……。
そんなときに、レパートリーに加えておくと心強い、20分以内でつくれるレシピをご紹介します。
焼かないショウガ焼きのつくり方
焼かないからお肉がふんわり。
びっくりするほど玉ねぎを使いますが、甘くとろけて、ペロリと食べられます。
材料(2人分)
● 豚バラしゃぶしゃぶ用肉 | 180g |
● 玉ねぎ | 中2個 |
● ショウガ | 2かけ |
● ミョウガ | 1個 |
● A | |
・料理酒 | 100mL |
・しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
・塩 | ひとつまみ |
● 炒りごま(白) | 適量 |
つくり方
1 玉ねぎは薄切りにする。ショウガ1かけはすりおろし、もう1かけは千切りにする。ミョウガも千切りにし、豚肉が大きい場合は食べやすい大きさに切る。
2 フライパンに玉ねぎを入れ、豚肉を全体に広げてのせる。ショウガの全量、Aを加え、中火にかける。
3 沸騰したら玉ねぎをほぐしながら全体を混ぜ、フタをして弱めの中火で15分蒸し煮にする。再び全体を混ぜたら火を止めて器に盛り、ミョウガをのせ、ごまをふる。
※ 本記事は『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)からの抜粋です
〈撮影/山田耕司 スタイリング/久保田朋子〉
長谷川あかり(はせがわ・あかり)
料理家、管理栄養士。子役タレントとしてデビューし、俳優として活動。芸能活動引退後に大学に進学し、管理栄養士の資格を取得。SNSで始めたレシピ投稿が大反響となり、2022年11月に初の著書『いたわりごはん』(KADOKAWA)を発売。雑誌やWebなどで幅広くレシピ開発を行う。本書は、2作目となるレシピ本。
Twitter:@akari_hasegawa
Instagram:@akari_hasegawa0105
◇ ◇ ◇
人気料理家・長谷川あかりさんの待望の2冊目が発売決定! SNSで話題を呼んだレシピのほか、未公開レシピを含む60品をたっぷり収録。時短料理でもなく、丁寧料理でもない。でも、「料理をしている感」がきちんとあって、私ってこんなのつくれるの? と思わず自画自賛してしまうはず。おいしく、体にやさしいだけでなく、自己肯定感まで上がる欲張りなレシピ本です。各料理についてのエピソードも充実!