そう麺のツナとトマトあえのつくり方
トマトの種がおいしいソースに。にんにくしょうゆはつくっておくといろいろな料理に使えて便利です。
材料(つくりやすい分量)
● そう麺 | 1束 |
● トマト | 1個 |
● ツナ(缶) | 1/2カップ |
● にんにくしょうゆ | 大さじ1 |
● 青じそ | 1/2束 |
つくり方
1 そう麺をかためにゆで、冷水で周りのぬめりを洗い流し、水けを切っておく。
2 トマトは皮をむき、横に半分に切り、ボウルにスプーンで種を取り出す。ツナ、にんにくしょうゆも合わせる。
3 種を取ったトマトを粗いみじん切りにし、1とあえる。
4 3を皿に盛り、2と、にんにくしょうゆのにんにくをきざんだものをのせ、青じそは香りが立つよう手でさいてのせる。
にんにくしょうゆ
にんにくを半分に切り、芽を取ってしょうゆに漬けたもの。炒めものや、ゆでた肉や蒸し野菜にかけるなどいろいろに使える。にんにくもきざんでさまざまな料理の薬味に。冷蔵庫で保存。
そう麺のこと
おいしいつゆに薬味をたくさんのせて、つるりといただくそう麺は、夏の食卓に欠かせません。三大そう麺といわれる奈良県の三輪そう麺、兵庫県の播州そう麺、香川県の小豆島そう麺のほか、日本中でつくられているそう麺。産地により小麦粉や製造方法が違い、太さや長さもさまざま。
松田美智子さんが愛用するのは、香川県にある「甚助」の小豆島手延そう麺「黄金蔵糸」。細くてコシがあり、小麦が香るそう麺です。いろいろな地方のそう麺を試してお気に入りを見つけましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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