（『天然生活』2020年10月号掲載）
冬の4足
右上から反時計まわりに）
茶のレースアップシューズ／ネブローニ（フラッパーズ）
黒のレースアップブーツ／ランバン オン ブルー（モーダ・クレア）
白のレースアップシューズ／マーガレット・ハウエル アイデア（モーダ・クレア）
黒の白ソールスニーカー／ロッコピー（プレインピープル青山）
ボリュームが大きくなりがちな冬。
足首の形をちゃんと出すと、すっきり見える。
タイツと相性のよい黒レザーの白ソールスニーカーは欠かせない。
冬のコーディネート4
寒さが増す冬は、タイツとの相性のよい靴をセレクト。
タイツと靴の色をそろえて、つながりをもたせると脚長効果が。
【冬の4足】白のレースアップブーツ／黒の白ソールスニーカー／黒のレースアップブーツ／茶のレースアップシューズ
◆白のレースアップシューズで
グラデーションニット／エンリカ（フラッパーズ）
白のパンツ／エンリカ（フラッパーズ）
バッグオルセット（オルサ）
メガネ／掌 たなごころ×ポーカーフェイス（ポーカーフェイス池袋店）
やわらかく、ゆったりとしているモヘアのトップス。
上にボリュームがあるからこそ足元はシュッとしたレースアップシューズで引き締めて。
パンツと靴の白色つながりで脚長効果も。
◆黒の白ソールスニーカーで
グリーンのコート／ティッカ
黒のＴシャツワンピース／マノン（エムケースクエア）
黒のソックス／ヴェリテクール
ストール／マニプリ（フラッパーズ）
レザーの素材感でカジュアルすぎず、革靴のような気分で履けるスニーカー。
ワンピースからタイツと靴も黒でつなげているが、ソールに白が入っていることで、軽やかでおしゃれに。
◆黒のレースアップブーツで
ショートカーディガン／ティッカ
白Ｔシャツ／ヴェリテクール エ セ コパン
ワンピース（スタイリスト私物）
ボリュームのあるカーディガンがほっこりとやさしい印象なので、ハードな黒ブーツでテイストをはずして。
服もそれぞれ素材感や色のニュアンスの違う白を合わせるとリズムが生まれる。
◆茶のレースアップシューズで
ベージュのコート／ヴェリテクール
デニムパンツ／ヴェリテクール
白ソックス／ヴェリテクール
下に着た白Ｔシャツ／ヴェリテクール エセ コパン
プルオーバーブラウス／マノン（エムケースクエア）
白ソックスのチラ見せが効いたコーディネート。
カジュアルな服には、きちんとしたレースアップシューズで落ち着いた雰囲気を。
明るい色の面積が多いときは、足元を濃い色で引き締めて。
＜撮影／滝沢育絵 スタイリング／植村美智子 ヘアメイク／吉川陽子 モデル／伊里>
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです。
植村 美智子（うえむら・みちこ）
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'（リルティン）」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』（マイナビ出版）、電子書籍『「今の自分」に似合う服』（扶桑社）などがある。天然生活webにて、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決する「おしゃれのABC」を連載中。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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