料理研究家の松田美智子さんにカリフラワーのゆずサラダのつくり方を教えていただきました。カリフラワーは火を通さず生で使います。切ったときにポロポロとこぼれる花蕾が、ドレッシングを吸って全体に絡みます。
カリフラワーのこと
アブラナ科の植物で、白くこんもりとした花蕾と太い茎を食します。ビタミンCが豊富で低カロリー、女性にはうれしい食材です。
花蕾のほろほろとした食感と淡い甘みが特徴で、ゆでるだけでなく、生でも焼いてもおいしく、さまざまな味付けに合います。11月〜3月ごろまでが旬なので、いろいろな調理方法でいただきましょう。
カリフラワーのゆずサラダのつくり方
生のカリフラワーの食感を楽しむ一品。やさしい甘みのカリフラワーにゆずこしょうが香る大人のサラダです。
材料(つくりやすい分量)
● カリフラワー | 1/2房 |
● A | |
・ ゆずこしょう | 小さじ1 |
・ オリーブオイル | 大さじ3 |
・ 白ワインビネガー | 大さじ1と1/2 |
・ ナンプラー | 大さじ1 |
つくり方
1 ボウルにAを入れ、よく混ぜる。
2 カリフラワーは余分な葉を落とし薄切りにする。
3 1に2を入れ、手でよくあえる。
4 器に盛り付ける。ゆずの皮があれば、針柚にしてあしらうとさらに香りがいい。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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