牛肉の叩き焼きのつくり方
たれに豆板醤やラー油を加えたり、仕上げに一味とうがらしや山椒の香味も合います。
材料(4個分)
● 牛肉切り落とし | 250g |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● 長ねぎ(みじん切り) | 1/2本分 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 白こしょう | 少々 |
● ナツメグ | 小さじ1/4 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● A | |
・ しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ みりん | 大さじ1 |
● 細ねぎ | 3〜4本 |
つくり方
1 牛肉を細かく切り、包丁を叩き、さらに細かくする。
2 1をボウルに入れ、みじん切りにしたにんにくと長ねぎ、ナツメグを入れる。手でねばりが出るまで混ぜ、軽く塩とこしょうをふる。
3 小さなボウルにAを合わせておく。
4 フライパンにごま油を熱し、4等分にした2を平らに並べ、スパチュラで押さえながら焼く。焼き色がついたら返し、中火にして、ふたをして蒸し焼きにする。
5 3を加え肉に絡めたら、肉を器に盛り付ける。残った汁は強火で少し煮詰め、肉にかける。みじん切りにした細ねぎを散らす。
牛肉切り落としのこと
「切り落とし」は肉の形を整えるときに残った部分を集めたもので、手頃な価格で販売されています。形は揃っていないけれど厚みは同じなので、料理に使いやすい食材。
「もも切り落とし」「肩ロース切り落とし」など部位ごとに販売していることもありますが、さまざまな部位を合わせていることもあります。できるだけ脂が少ない赤身を選ぶといいでしょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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