• 3代続く家庭料理研究家のきじま家では、どのようなおせち料理をつくっているのでしょうか。この時季の和洋のおもてなしにも合うごちそうおかずを、杵島直美さんときじまりゅうたさんに教えていただきました。今回は、りゅうたさんに「ミニ伊達巻き」のつくり方を教わります。
    (『天然生活』2024年1月号掲載)

    きじまりゅうたさん
    「ミニ伊達巻き」のつくり方

    弁当用の玉子焼き器で少量からつくれる、細巻きひと口サイズの伊達巻き。裏に返さず焼くので手軽です。巻くと焼き目が「の」の字になります。

    画像: きじまりゅうたさん 「ミニ伊達巻き」のつくり方

    材料(1本分)

    ● 卵3個
    ● はんぺん30g
    ● サラダ油適量
    ● A
    ・ みりん、砂糖各大さじ2
    ・ しゅうゆ小さじ1/2
    ・ 塩小さじ1/4

    つくり方

     はんぺんをちぎってフードプロセッサーに入れ、細かくなるまで10秒ほど攪拌し、卵とAを加えてしっかり混ざるまで攪拌する。

     12×18cmくらいの玉子焼き器に油を入れて火にかけ、全体に油をなじませて、余分な油はペーパータオルでふく。

     が十分に温まったら卵液を注ぎ、ふたをしてごく弱火で10分ほど焼く。

     濃い焼き色がつき、全体が膨らんだら、表面が湿っているうちに裏返し、火を強めて薄く焼き色がつくまで30秒ほど焼く。

     広げた巻きすの手前側に、先に焼いた面を下にして横長に置く。

     巻きすを手前からきつく巻き、両端を輪ゴムで留め、立てて置く。

     粗熱が取れたら1〜1.5cm幅に切り分ける。

    ※「新年を祝う、きじま家の料理」は『天然生活』2024年1月号、P.4~10に掲載されています。



    <料理・スタイリング/杵島直美、きじまりゅうた 撮影/林 紘輝 取材・文/吉田佳代>

    画像: つくり方

    杵島直美(きじま・なおみ)
    料理研究家である母、故・村上昭子氏より、伝統的な家庭料理を受け継ぎ、時代に合わせたつくりやすい家庭料理を提案する。母 から受け継いだ梅干しや漬物づくりには定評がある。近年の趣味は日本各 地の温泉&郷土料理めぐり。インスタグラム@tezukurinaomiを更新中。

    きじま・りゅうた
    祖母、母の味を受け継ぐ料理研究家の3代目。幼いころから料理撮影の現場を見ながら育つ。雑誌からテレビ、講演など活躍の 場は多岐にわたり、公式YouTubeチャンネル「きじまごはん」では、い つもの料理が楽しくなる、動画ならではのコツをていねいに紹介している。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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