本格的な寒さがやってくるその前に、ハーブの力を借りて心と体の準備を。厳しい冬を幾度も越えてきた、蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんに、冬支度の知恵と喜びを教わります。と「姫林檎とすだち、スパイスのスピリッツ」のつくり方をご紹介。
(『天然生活』2023年12月号掲載)
(『天然生活』2023年12月号掲載)
窓辺に並べて飾りたい「姫林檎とすだち、スパイスのスピリッツ」
「醸造よりもさらにクリアで、いのちの集大成のような純粋さを感じるスピリッツ(蒸留酒)。精油にも近しいその存在に、歳を重ねるほどひかれています」と萩尾さん。
果実にハーブやスパイスを添えた小びんに蒸留酒を注ぎ並べれば、光を集める小さな博物館のような美しさ。
「目でも楽しめ、料理やお菓子づくりにも役立ちます」
姫林檎とすだち、スパイスのスピリッツのつくり方
材料
● 姫りんご、すだち、好みのスパイ スやハーブ、ラムやウオツカなど の蒸留酒(※) | 各適量 |
※アルコール類の分量はびんのサイズに合わせて。今回は、中身の体積により60~70mL前後。
つくり方
清潔なびんに姫りんごまたはすだちと好みのハーブ・スパイスを入れ、蒸留酒を静かに注ぐ。10日程度で飲みごろに。
<監修・レシピ/萩尾エリ子、永易理恵 撮影/寺澤太郎 取材・文/玉木美企子>
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。ハーブショップ「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」主宰。日々をショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。著書に『あなたの木陰』『香りの扉、草の椅子』(ともに扶桑社)など。
インスタグラム:@herbalnote_simples
ウェブサイト:https://www.herbalnote.co.jp/
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