(『お疲れ女子に捧ぐ しょうがレシピ帖』より)
体を温め、免疫力をアップ!毎日食べたい食材「しょうが」
さわやかな辛みが薬味として活躍するしょうが。
いつもはわき役的な存在ですが、体にうれしい効果がたくさんあります。
とくに、冷え性やホルモンバランスの乱れなど、女性特有の不調を感じている方にとっては強い味方に。
体を内側から温めるだけでなく、免疫力アップや消化促進、血液サラサラ効果、抗炎症作用などがあり、日々の食事に積極的に取り入れたい食材です。
毎日少しずつしょうがを食べるには、つくりおきがおすすめ。
「しょうがのつくだ煮」はさわやかな風味で、ごはんのお供に大活躍。野菜や豆腐、卵などにもよく合います。
しょうがのつくだ煮のつくり方
さわやかな辛みがくせになる万能常備菜。
白いごはんと相性抜群です。
材料(つくりやすい分量)
● しょうが | 2個(約200ɡ) |
● 削り節 | 2パック(約5ɡ) |
● 白いりごま | 大さじ1 |
● A | |
・水 | 1/2カップ |
・しょうゆ | 大さじ3 |
・砂糖、酢、みりん | 各大さじ2 |
つくり方
1 しょうがをみじん切りにする
しょうがは皮をむいて薄切りにして重ね、せん切りにする。せん切りのしょうがをそろえて、端からみじん切りにする。
2 しょうがを煮汁で煮る
口径約21cmの鍋に1とAを入れ、中火にかける。アクが出たら取り、汁けがほぼなくなるまで7~8分煮る。
3 削り節とごまを加える
火を止め、削り節とごまを加えて混ぜる。清潔な保存容器に入れてさまし、冷蔵庫で保存する。
(1/6量で55kcal、塩分1.3g)
保存の目安:冷蔵で約2週間
アレンジ 卵炒めに
材料(2人分)とつくり方
ボールに卵3個、水大さじ1を入れて溶きほぐし、「しょうがのつくだ煮」大さじ3、しょうゆ小さじ1/3を混ぜる。フライパンにサラダ油大さじ1/2を強火で熱し、卵液を流して、ふんわり炒める。
(1人分169kcal、塩分1.0g)
アレンジ おにぎりに
材料(1人分)とつくり方
温かいご飯茶碗1杯分(約150g)に「しょうがのつくだ煮」大さじ3を混ぜ、1/2量ずつにぎる。
(299kcal、塩分1.1g)
こんな使い方も!
ごはんによく合うので、卵かけごはんやお茶漬けにも。冷ややっこやきゅうり、ゆで卵にのせるのもおすすめです。
※ 本記事は『お疲れ女子に捧ぐ しょうがレシピ帖』(オレンジページ)からの抜粋です
〈料理/小林まさみ 撮影/髙杉 純〉
◇ ◇ ◇
体や心の不調、「しょうが」が解決します!
代謝・免疫力UP、安眠・ダイエット効果、冷え性や肩こり・気分の落ち込みを改善するなど、体と心にうれしい効果ばかりのしょうが。使えるレシピを厳選して50品掲載。新しい健康習慣として、しょうがを始めませんか。