• ギュウギュウ詰めのクローゼットから、今日着ていく1枚を選び出すのは大変です。「ちょっといい感じ」のおしゃれを楽しみたいならどんな服を買い、どうコーディネートするかを考える前に、まずは、クローゼットを見直してみるのがおすすめ。「私に似合う服ってどんなのだっけ?」「いま、必要な服はどれだっけ?」。そうやって点検し、いらないものを引き算し、お気に入りだけを残して、空間を整える……。自分仕様のクローゼットは、自分に似合うおしゃれを見つける第一歩です。押入れを改造してクローゼットをつくった【書店員・森田めぐみさんの場合】を紹介します。
    (『暮らしのまんなか』vol.37より)

    “うっかり経験”を繰り返し、クローゼットの第一優先は「すべての服が見えること」

    画像: “うっかり経験”を繰り返し、クローゼットの第一優先は「すべての服が見えること」

    夫の転勤で、賃貸物件を移り住んでいる森田めぐみさん。現在の住まいは築50年以上の2階建て一軒家。住みはじめてから大家さんと仲良くなり、許可を取りながら手を加えています。

    森田さんのクローゼットがあるのは、2階の寝室。奥行きのある押し入れの棚板を外し、白くペイントして、床にはクッションフロアシートを敷きました。ポールや棚を設置し、見わたせるように服を並べています。

    「夫とふたりで使っていたのですが、今年から夫が単身赴任になり、私の服だけゆったりしまえるようになりました。ただ、夫が思っていた以上に家事を担っていたようで、いなくなってしばらくはバタバタでした。犬の散歩もあるし、子どもふたりがまだ学生だから、朝があわただしくて」

    2階と1階を行ったり来たりしない動線を考えました

    クローゼットの向かって左側に、小物類をひとまとめ。引き出しのように外から中身が見えないと、感覚的に出し入れができないので、かごなどを使ったオープン収納が使いやすい。

    見直し①小物は上から見えるようにしまう

    画像1: 見直し①小物は上から見えるようにしまう

    木箱にタオルとティッシュを収納。アイロンがけが苦手なので、ハンカチではなくタオルを愛用。隣の同じ木箱にはストールを入れている。かごには、普段使いの靴下を収納。その下段の白い布ボックスには、ときどきはくアンクルソックスやレギンスなどを収納している。

    画像2: 見直し①小物は上から見えるようにしまう

    見直し②仕事服とプライベート服を分けて一目瞭然に

    画像1: 見直し②仕事服とプライベート服を分けて一目瞭然に

    一度着た服はこのかごへ。パジャマは白いフレームバスケットに入れ、死角に置いている。シャツ、ワンピース、スカートは吊るして収納。まんなかから右はプライベート用、左は仕事用。「仕事着は、上は白シャツ3枚、下は黒パンツ2枚を着回しています」

    画像2: 見直し②仕事服とプライベート服を分けて一目瞭然に


    <撮影/林 紘輝 取材・文/石川理恵(summary/一田憲子)>

    森田めぐみ(もりた・めぐみ)
    書店員。過去に雑誌『サンキュ!』で「書店員は見た! 」を連載し、書店での出会いや本紹介を綴っていたほか、現在はインスタグラムで日々の出来事を発信。賃貸戸建てにDIYを施しながら住むこと3年。子どもふたり、犬1匹、猫4匹との、4人+5匹家族。インスタグラム@marguerite289

    画像3: 見直し②仕事服とプライベート服を分けて一目瞭然に

    <訪ねた人>
    石川理恵(いしかわ・りえ)
    フリーライター・編集者/雑誌や書籍でインタビューを手がける。著書に『時代の変わり目をやわらかく生きる』(技術評論社)、『自分に還る 50 代の暮らしと仕事』(PHP 研究所)他。東京・豊島区のアパートの一室に「こころの本屋」を週末オープン。
    インスタグラム@rie_hiyocomame

    ※記事中の情報は『暮らしのまんなかvol.37』掲載時のものです

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    一田憲子さんが編集を手がける『暮らしのまんなか』vol.38。暮らしの実例12軒でお見せします。

    1章は「自然とつながって暮らす」。いつものキッチンの水道の下に、大きな海がつながっているとしたら……。そんな視点で暮らしを点検したら、洗剤の選び方や、器の洗い方が変わってくるかもしれません。ちょっとした「意識」の変化をきっかけに、自然とつながって暮らすことを選んだ、3人の暮らし方を紹介します。

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