(『わたしが元気なのはこれを食べているから』より)
骨をじょうぶにする食材「桜えび」
年齢を重ねると骨密度が低下して骨粗鬆症になりやすく、骨折のリスクが高まります。それを防ぐため、日ごろからカルシウムを多く含む小魚を食べています。
干しえびもカルシウムが豊富な食品。いろいろな種類がありますが、ここでは、扱いやすい素干し桜えびを使いました。料理に加えると、香ばしさとうまみが加わり、殻の赤い色もきれいです。
煮干し、ちりめんじゃこなどとともに、冷蔵庫に常備しておき、毎日の料理に意識して使うようにすれば、骨密度の改善にかなり役立ちます。
桜えびドレッシングのサラダのつくり方
桜えびはさっと洗い歯ごたえを残します。えびの香り漂うさわやかなサラダです。
材料(2人分)
● 桜えび(乾) | 10g |
● A | |
・酢 | 大さじ2 |
・油 | 大さじ1 |
・塩 | 小さじ1 |
・こしょう | 少々 |
● ベビーリーフ | 120g |
つくり方
1 桜えびは水でさっと洗い、ボウルに入れる。
2 Aを加えてよく混ぜ、ドレッシングをつくる。
3 べビーリーフを洗って水けをきり、器にふんわりと盛って2を回しかける。
本記事は『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)からの抜粋です
〈撮影/澤木央子 スタイリング/久保原惠理 取材・文/山中純子〉
横山 タカ子(よこやま・たかこ)
長野県大町市生まれ、長野市在住。長年にわたり信州の郷土料理や行事食の研究を重ね、食材のよさを生かした家庭料理にアレンジ。その料理は簡単でおいしく、体にいいものばかりと人気を博している。著書に『私の梅仕事』(扶桑社)、『74歳、横山タカ子の体にいいごはん』(家の光協会)など。2024年3月に最新著書『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)を発売。
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長野で夫婦ともに元気に暮らす郷土料理研究家、76歳の横山タカ子さん。健康の秘訣は、なんといっても毎日の食事。さば缶や大豆製品、豆、寒天など、 横山さんが積極的に使う食材とその料理を紹介します。良質なたんぱく質や発酵食品を、おいしく簡単に取り入れるコツが満載です。