焼きたてがうれしい発酵要らずの「クイックパン」。朝ごはんでいただきたいパンのレシピを、枝元なほみさんに教えていただきました。今回は豆腐プチパンのつくり方を。
(『天然生活』2021年5月号掲載)
「豆腐プチパン」のつくり方
生地に豆腐が入っているから、しっとりとした口あたりになります。きんぴらごぼうなど、そのとき冷蔵庫にある常備菜を合わせても。
「豆腐プチパンは、和の具材が合うと思います。今回は、ピリ辛のきんぴらごぼうをはさんでいますが、昨日の晩ごはんの残りとか、家にあるものでいろいろ試してみてください。パンを割るときは、フォークで周りを刺してから手で割るとラフな断面になり、具材がなじみますよ」
材料(8個分)
● 絹ごし豆腐 | 100g |
● 溶き卵 | 1個分 |
● 水 | 大さじ1 |
⚫︎A | |
・薄力粉 | 200g |
・ベーキングパウダー | 小さじ2 |
・塩 | 小さじ1/4 |
● 黒炒りごま、サラダ油 | 各少々 |
つくり方
1 溶き卵に水を加えて混ぜ、豆腐を加え、フォークの背でつぶす。
2 ボウルにAを合わせてふるい入れ、1を加えて練り、ひとつにまとめて30分ほど休ませる。
3 2を8等分にし、手に油(分量外)を塗って丸め、オーブンシートを敷いたフライパンに並べる。
4 3に下の写真を参考にすりこ木を使ってごまをのせ、ふたをして弱火で8分、裏返してさらに8分焼く。
※あればきんぴらごぼうや切り干し大根の煮ものなど、好みの常備菜をサンドするとよい。
<料理/枝元なほみ 撮影/川村 隆 スタイリング/竹内万貴>
枝元なほみ(えだもと・なほみ)
料理研究家。やさしいレシピと気さくな人柄にファンが多い。テレビ、雑誌などで活躍。一般社団法人「チームむかご」では、農業生産者をサポートする活動も。近著に『枝元なほみのリアル朝ごはん』(海竜社)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです