(『天然生活』2022年8月号掲載)
「暮らしのむだ」見直しチェックリスト
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
日々の習慣が、思わぬむだにつながっているかもしれません。毎日を振り返り、当てはまるものがないか、確かめてみましょう。
日用品編
□ 100円均一の商品をよく活用する
□ 収納かごを見かけるとつい買ってしまう
□ 洗剤や掃除道具は用途ごとに買っている
日用品費の工夫
消耗品とはいえ、無計画に買うとむだが生まれやすい費目。種類や量を無意識に増やさないで、大事に使う意識が大切です。
“いまあるもの”を大事に生かす
収納かごや保存容器など、つい買い足すクセはありませんか?
とくに100円均一の店には、むだ買いのリスクが。かつては100円で買えたものが、物価高騰のいま、質を下げ、100円以上で販売されている現実も。あるもので活用する工夫を。
1回:−1,030円
300円の収納かご3個を買わない場合
重曹を活用して洗剤などを増やさない
用途別の洗剤を多く持つと、管理が大変なうえに費用もかかり、使わないものも発生。
ひとつで何役も活躍する、ナチュラル洗浄剤がおすすめです。
たとえば、重曹は油の汚れ落としや家じゅうの掃除に使えるほか、消臭、入浴剤などにも使えます。
1回:−900円
掃除洗剤(キッチン・住居・浴室)、冷蔵庫消臭剤を購入→重曹で代用の場合
出典(節約額)
・東京都『家庭の省エネハンドブック』2022、経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/)『家庭でできる省エネ』
・みんなでいっしょに自然の電気Webサイト(https://group-buy.metro.tokyo.lg.jp/energy/shutoken/home/) *1:40A・372kWh/月、自然の電気30%以上メニューに加入の場合。
・ダイキン工業Webサイト(https://www.daikin.co.jp/)空気と暮らし『空気のお悩み調査隊がゆく』、東北電気Webサイト(https://www.tohoku-epco.co.jp/)
・『省エネチェックシート』、エネチェンジ(https://enechange.jp/)『ガス代を計算して節約しよう!』、東京都水道局Webサイト(https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/)『水の上手な使い方』
<監修/丸山晴美 構成・文/秋山香織 イラスト/カトウミナエ織>
丸山晴美(まるやま・はるみ)
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。著書多数。毎年監修を務める『節約家計ノート』(東京新聞)は、19年のロングセラー。中学生の息子の母でもある。https://www.maruyama-harumi.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです