• メディカルハーバリストの石丸沙織さんと菓子研究家の長田佳子さんの共著『ハーブレッスンブック』が発売になりました。ハーブとの出逢いを通して、新しい自分に出逢える一冊です。
    (『ハーブレッスンブック』より)

    石丸沙織さんと長田佳子さんのハーブレッスンが一冊の本になりました

    画像1: 石丸沙織さんと長田佳子さんのハーブレッスンが一冊の本になりました

    メディカルハーバリストの石丸沙織さんと菓子研究家の長田佳子さんの本『ハーブレッスンブック』(アノニマ・スタジオ)が発売になりました。

    2018年から約6年に渡り、ハーブレッスンを開催してきた石丸さんと長田さん。

    レッスンでは、ハーブのテイスティングとそのシェアリングにじっくり時間をかけ、本に書かれている知識だけではなく、自分がどのように感じるかを大切にしてきたのだそう。

    そのエッセンスをまとめた内容が、美しい写真とともに一冊の本になりました。

    ハーブとの出会い方をはじめ、テイスティングの方法やレメディのつくり方、お菓子のレシピなど、ハーブとの出逢いを通して、新しい自分に出逢える一冊です。

    画像2: 石丸沙織さんと長田佳子さんのハーブレッスンが一冊の本になりました

    わたしを癒す、心と体のセルフケア

    『ハーブレッスンブック』では、心と体を癒すさまざまなセルフケアの方法を紹介しています。

    入浴剤にしたり、植物油に漬けてレメディをつくったり、お菓子をつくったり。

    ハーブを取り入れて、日々の暮らしに楽しみを添えてみませんか?

    ハーブを愉しむ
    ハーブバスで活用する

    画像: ハーブを愉しむ ハーブバスで活用する

    風味を気にせずに、子どもから高齢の方まで楽しみやすい方法がハーブバス(入浴剤)です。

    蒸気とともにのぼる香りに包まれ、からだを温め、緊張をほぐして滞りをゆるめてくれる、手軽な外用ハーブレメディです。

    英国では、バスタイムはからだを清めるというより、照明を落として蝋燭を灯し、お気に入りの香りを焚いて、ゆっくり本を読むというような、ご褒美の時間だったのが印象的でした。

    汗を流して1日の疲れを取るバスタイムに、ハーブを添えてみましょう。

    ハーブを愉しむ
    浸出油を作る

    画像: ハーブを愉しむ 浸出油を作る

    植物油にハーブを漬け込み、色や香りを移したレメディです。

    植物油に溶けやすい色や芳香、樹脂などの有用成分を引き出してくれます。

    完成した浸出油は主にスキンケアに利用でき、乾燥や肌荒れだけではなく、ハーブによっては虫刺されや湿疹に塗ったり、筋肉痛を和らげてくれたりします。

    植物油は外側の刺激から肌を保護する役割もあるので、外気の刺激や水仕事で荒れたときのスキンケアに向いています。

    ガーデニング仕事の前に使うのもおすすめです。また他の材料と合わせ、バームやリニメントに加工することができます。

    ハーブのお菓子
    レモングラスとレモンバーベナのババロア

    画像1: ハーブのお菓子 レモングラスとレモンバーベナのババロア

    お菓子作りにハーブを活用するときは、効能などにとらわれるよりも、まずは風味を感じ、楽しむことから始めましょう。

    フレッシュなレモングラスは熱湯を注いでさっと引き上げ、氷で締めてハーブウォーターにすると、とびきり美味しい。

    そんなハーブの特性を頭に置いて、生菓子に生かすと、儚げな柑橘の香りを楽しめます。

    ※ 本記事は『ハーブレッスンブック』(アノニマ・スタジオ)からの抜粋です。

    〈写真/在本彌生〉


    画像2: ハーブのお菓子 レモングラスとレモンバーベナのババロア

    石丸沙織(いしまる・さおり)

    英国メディカルハーバリストMNIMH、アロマセラピストITEC、薬剤師。
    大学の薬学部在学中から薬用植物研究に取り組む。その後英国へ留学、ハーブ医学学士コース、ハーブ調剤薬局での勤務、修道院でのボランティア活動や西アフリカでのフィールドトリップなどを通してハーバリストとしての経験を深める。 2011年より奄美大島在住。コミュニティーハーバリストとして「herbs’haven」を主宰し、身近なハーブを活用したハーバルヘルスケアを提案している。訳書に『フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法』がある。
    www.herbshaven.com

    長田佳子(おさだ・かこ)

    菓子研究家。フランス料理店のパティシエ、オーガニックレストランでの経験などのあと、2015年に独立し、「foodremedies」(フードレメディ)の名義で活動をスタート。レメディとは、“癒し”や“治療する”を意味する。2021年春から山梨県に移住し、ワインの貯蔵庫だった倉庫をDIY改装したラボ「SALT and CAKE」を活動の拠点とし、ハーブレッスンやイベントを開催している。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』『はじめてのやさしいお菓子』(ともに扶桑社)などがある。 www.foodremedies.jp

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    『ハーブレッスンブック』(石丸沙織・長田佳子・著/アノニマ・スタジオ・刊)

    画像: わたしを癒す、心と体のセルフケア|ハーブレッスンブック/石丸沙織さん・長田佳子さん

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    メディカルハーバリストの石丸沙織さんと菓子研究家・長田佳子さんは2018年より「herb lesson」を開催してきました。ハーブのテイスティングとそのシェアリングに時間をかけ、教科書的なハーブの知識だけではなく、それらが使う人の心身にどのように響くかを大切にしています。

    ハーブティー、ブレンドの考え方、ハーブバス、チンキなどのレメディ、ハーブの風味を味わうお菓子を暮らしに取り入れてみましょう。自分の感覚を大事にする、こころとからだを癒すセルフケアの方法やアイデアをご紹介します。

    ハーブとの出逢いを通して、新しい自分に出逢える一冊です。



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