少ない煮込み時間で深い味わい！ ストウブ鍋でつくる無水カレー

プロの愛好者も多い、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。

その最大の魅力は、水を加えずに、食材が持つ水分だけで調理ができること。

少ない調味料と油で食材のうま味をぐっと引き出し、おいしい料理が手軽につくれます。

ストウブで煮込み5分「スタミナ牛煮込み」のつくり方。はじめてのストウブ無水調理／大橋由香さん

無水料理がおいしくできる、鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。料理研究家の大橋由香さんに、ストウブ鍋を使った無水煮込み料理「スタミナ牛煮込み」のつくり方を教えていただきました。オイスターソースのうまみ＆ピリッと一味でパンチのある味わいです。（はじめてのストウブ無水調理』より）

tennenseikatsu.jp

本記事では、ストウブ鍋料理の先駆者として多数のレシピ本を出版している、料理研究家の大橋由香さんに、「鶏ひき肉と豆の雑穀カレー」のつくり方を教えていただきました。

ストウブでつくる無水カレーは、野菜の甘みがぐっと引き出されるので、煮込み時間が少なくても、何日も寝かせたような深い味わいに。

スパイスもカレー粉だけで、素材のうま味でおいしく仕上がります。

ストウブで煮込み15分！
鶏ひき肉と豆の雑穀カレーのつくり方

豆と雑穀入りで、食べごたえも満点。

雑穀は、水でやわらかくするのがコツ。

バゲットにのせたり、お弁当にもぜひ。

材料（2～3人分）

つくり方

１　ストウブ鍋にオリーブ油、玉ねぎ、にんじん、ひき肉（広げて）、Aを順に入れ、ふたをして中火にかける。

２　ふたのすきまから蒸気が出たら、ごく弱火で15分加熱する。器に盛ったごはんにかける。

〈撮影／木村 拓（東京料理写真）　スタイリング／大畑純子〉

※ 本記事は『はじめてのストウブ無水調理』（主婦と生活社）からの抜粋です。

大橋由香（おおはし・ゆか）

料理研究家、神奈川県厚木市のストウブビストロ「はるひごはん」店主。調理学校を卒業後、フレンチレストランなどで経験を積み、結婚、出産を経て2014年にお店をオープン。企業のレシピ開発、雑誌やWEBでのレシピ紹介、イベント講師等で活躍中。オンライン料理教室、YouTube「ずぼら料理教室」主宰。2011年よりツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパンから依頼を受け、百貨店での調理デモンストレーションを全国で開催。食と運動の大切さを広めるべく、2023年にパーソナルジム「はるひボディプラス」をオープン。著書に『「ストウブ」だから手間なしでおいしい無水煮込み』『「ストウブ」だから野菜がおいしい無水煮込み』（ともに主婦と生活社刊）など多数。