(はじめてのストウブ無水調理』より)
少ない煮込み時間で深い味わい! ストウブ鍋でつくる無水カレー
プロの愛好者も多い、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。
その最大の魅力は、水を加えずに、食材が持つ水分だけで調理ができること。
少ない調味料と油で食材のうま味をぐっと引き出し、おいしい料理が手軽につくれます。
▼ストウブ無水調理の特徴はこちら
本記事では、ストウブ鍋料理の先駆者として多数のレシピ本を出版している、料理研究家の大橋由香さんに、「鶏ひき肉と豆の雑穀カレー」のつくり方を教えていただきました。
ストウブでつくる無水カレーは、野菜の甘みがぐっと引き出されるので、煮込み時間が少なくても、何日も寝かせたような深い味わいに。
スパイスもカレー粉だけで、素材のうま味でおいしく仕上がります。
ストウブで煮込み15分!
鶏ひき肉と豆の雑穀カレーのつくり方
豆と雑穀入りで、食べごたえも満点。
雑穀は、水でやわらかくするのがコツ。
バゲットにのせたり、お弁当にもぜひ。
材料(2~3人分)
● 鶏ひき肉(むね) | 200g |
● 玉ねぎ(粗みじん切り)※1 | 1個 |
● にんじん(粗みじん切り)※1 | 1本(150g) |
● A | |
・ミックスビーンズ(ドライパック) | 1袋(70g) |
・雑穀ミックス ※2 | 1袋(30g) |
・カレー粉 | 大さじ2 |
・塩 | 小さじ1 |
● オリーブ油 | 小さじ2 |
● ごはん | 適量 |
※1:フードプロセッサーにかけてもいい。
※2:水に30分以上つけ、茶こしで水けをきる。
つくり方
1 ストウブ鍋にオリーブ油、玉ねぎ、にんじん、ひき肉(広げて)、Aを順に入れ、ふたをして中火にかける。
2 ふたのすきまから蒸気が出たら、ごく弱火で15分加熱する。器に盛ったごはんにかける。
〈撮影/木村 拓(東京料理写真) スタイリング/大畑純子〉
※ 本記事は『はじめてのストウブ無水調理』(主婦と生活社)からの抜粋です。
大橋由香(おおはし・ゆか)
料理研究家、神奈川県厚木市のストウブビストロ「はるひごはん」店主。調理学校を卒業後、フレンチレストランなどで経験を積み、結婚、出産を経て2014年にお店をオープン。企業のレシピ開発、雑誌やWEBでのレシピ紹介、イベント講師等で活躍中。オンライン料理教室、YouTube「ずぼら料理教室」主宰。2011年よりツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパンから依頼を受け、百貨店での調理デモンストレーションを全国で開催。食と運動の大切さを広めるべく、2023年にパーソナルジム「はるひボディプラス」をオープン。著書に『「ストウブ」だから手間なしでおいしい無水煮込み』『「ストウブ」だから野菜がおいしい無水煮込み』(ともに主婦と生活社刊)など多数。
はるひごはん ストウブビストロ×厚木野菜
神奈川県厚木市幸町1-14
http://haruhigohan.com/
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◆ストウブをはじめて使う方に! ストウブ無水調理のすべてがわかる本◆
フランス生まれの鋳物ホーロー鍋・ストウブ。
その最大の魅力は、水を加えずに、食材が持つ水分だけで調理ができること。
そのおかげで、
1.少ない調味料で
2.油少なめでヘルシーに
3.火にかけてほうっておくだけで
肉や魚、野菜のうまみが凝縮し、最高においしい 料理が次々でき上がります!
そこでこの本では、煮込み/蒸し煮/スープ/ 炒めもの/焼きもの/カレー/パスタ/揚げものごはんもの/スモーク調理…と、 調理法別にストウブ無水調理のコツを徹底解説。
「どうして水なしで調理できるの?」「水なしだと どうしておいしくなるの?」そんな疑問にすべて お答えします!
この本の通りにつくれば、 ストウブでのごはんづくりがぐっとラクに、 楽しく、おいしく生まれ変わりますよ!!
ストウブをはじめて手にした人、もっといろいろ 活用したい人のほか、忙しくて料理にあまり時間がかけられない人…そんな方々にこそ、 ぜひ手にしていただきたい保存版の1冊です!