• 料理研究家の松田美智子さんにあじの干物の香味野菜サラダのつくり方を教えていただきました。焼いてほぐしたあじの干物を主役にした、栄養満点のごちそうサラダです。

    干物の香味野菜サラダのつくり方

    画像: 干物の香味野菜サラダのつくり方

    さまざまな旬の野菜を使ったサラダ。香りが強い野菜があじの干物にぴったり。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● あじの干物1枚
    ● ごま油大さじ1
    ● サンチュ1パック
    ● きゅうり1本
    ● みょうが1個
    ● 青じそ1束
    ● あさつき1束
    ● 長ねぎ1/2本
    ● A
    ・しょうが(すりおろし)小さじ1
    ・しょうゆ大さじ1と1/2
    ・ごま油大さじ3
    ・米酢大さじ2
    ・白こしょう、塩少々

    つくり方

     フライパンにごま油を熱し、焼いて皮と骨を除きほぐしたあじの干物を炒める。あじの身があまり細かくなりすぎないように注意する。香ばしくなるまで炒めたらいったんペーパータオルにあげる。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     ドレッシングをつくる。大きめのボウルにAを合わせる。

    画像3: つくり方

     サンチュは1枚ずつ繊維がつぶれないように1口大に手でちぎる。きゅうりは、天地を落とし縦半分に切り種を取り、断面を下にして包丁の腹を使ってつぶし、2〜3cmに切り揃える。みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにし、細ねぎは3cmぐらいに切り揃える。青じそは軸を取って一口大にちぎる。ペーパータオルで切った野菜の水けを切る。

    画像4: つくり方

     長ねぎは縦半分に切り芯を取り除き、5mm幅の斜め薄切りに切る。

    画像5: つくり方

     ボウルにの野菜とのドレッシングを入れ手で大きく混ぜる。器に盛り付け、をのせる。

    画像6: つくり方
    画像7: つくり方
    画像8: つくり方

    あじの干物のこと

    画像1: あじの干物のこと

    開いたあじを塩水に浸け、天日干しにしたあじの干物。日本人の朝ごはんの定番の食材です。あじには認知症予防につながるDHA、血流をよくするEPA、骨をつくるカルシウム、塩分を排出し身体のむくみを抑えるカリウムなど、うれしい栄養がたくさん。

    さらに干すことでタンパク質ビタミンミネラルなどの栄養素が凝縮されます。また、太陽光に当てることでアミノ酸が増え、うま味が増します。

    あじの干物はごはんに合わせるだけでなく、オイルとの相性がいいので、ぜひさまざまな調理法でいただきたいものです。なお、干物を保存する場合は冷凍がおすすめ。1枚ずつラップで包んで保存しましょう。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像2: あじの干物のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: あじの干物の香味野菜サラダ|松田美智子の季節の仕事

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    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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