• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。夫と娘の希望で、浅草へ金魚すくいに出かける白鳥さん。

    息子を抱いて、気取らない街・浅草へ

    先日、浅草にお出かけしてきました。夫が娘を連れて金魚すくいに行きたいと言うので、私も息子を抱いて後から合流することに。

    娘はあっという間にポイに穴をあけ、「もういっかい!」と要求してくるので、これでは小銭がいくつあっても足りないと青ざめた夫は、激闘の末なんとかデメキンを1匹取ることに成功。さらにはお店のご好意で、赤い金魚も1匹いただき、親としてはホッとした次第です。

    「金魚さんをすぐ水槽にいれないと、この暑さで煮えたぎってしまうかもしれない!」と、夫は娘を連れて早々に帰宅

    私と息子は来たばっかりなのに帰るのももったいなぁと思い、ブラブラしてから帰ることにしました。

    画像1: 息子を抱いて、気取らない街・浅草へ

    私にとって浅草といえば、豆花(トウファ)「浅草豆花大王」に行かねばなりません。

    浅草寺、仲見世通りの反対側にありますので、人もごった返しておらず静か。子連れの私にピッタリです。

    途中歩いていると、たまたま植木市の日だったらしく、苔玉や盆栽を売っている出店で、しばしそれらを眺めて楽しいひとときも過ごせました。

    さて、お店に着くと1組並んでいるだけで、あまり待たずに入れて安心しました。今回の豆花の組み合わせは、「温かい豆花、きび砂糖シロップ、トッピングに、さつまいものお餅、きくらげ、茹でピーナッツ」です。

    画像2: 息子を抱いて、気取らない街・浅草へ

    これが身体に染み渡るくらい、ああ、美味しかった! ほんのり甘いシロップ、ぷるんととろける豆腐、もちもちお餅、ぷりんぷりんのきくらげ、むにむにピーナッツ。

    これだけでも十分にお腹が満たされます。私は、とにかく豆花が大好きでして、いつか自分でもつくってみたいと思っているのですが、市販の豆乳だと濃度が足りなくてつくれないらしく、濃ゆい豆乳をどこで手に入れるか思案しております。豆腐屋さんかなぁ。

    お店を出てお腹も満たされた私ですが、息子はお腹が空いてきたらしく、商業ビルの授乳室まで行こうと思ったのですが、間に合いそうもないので近くのカフェのオープンテラスになっているところでミルクをあげていました。すると、ジーっと見てくるおじさんが。

    画像3: 息子を抱いて、気取らない街・浅草へ

    怒られるのかしら? と、ソワソワしていたら「この子はでっかくなるぞ。」と話しかけてきました。

    なんでも飲みっぷりがよい、身体が大きい、動じない、そんな息子を見ていたら、思わず足が止まってしまったそうです。

    「赤ちゃんが大好きなんだよ!」とニコニコ笑うおじさんと一緒に、ミルクが終わるまでお喋りをしながら過ごして、浅草って気取らない面白い街だなぁと、改めて思いました。

    帰りは夏用に手拭いを買って帰りました。濡れてもすぐ乾くし、首や頭にも巻けるから大好きです。

    美味しいものも食べて、おじさんとお喋りして、手拭いも買えて、3時間ほどの滞在でしたが、大満足のお出かけとなりました。

    画像4: 息子を抱いて、気取らない街・浅草へ


    画像5: 息子を抱いて、気取らない街・浅草へ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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