フルーツの色やさわやかな味わいを生かした、初心者でも簡単につくることができる夏のお菓子。柑橘やハーブをアクセントに、おもてなしにもぴったりのお菓子を加藤里名さんに教えていただきます。今回は、「レモンのクリンクルクッキー」のつくり方を紹介します。
(『天然生活』2022年8月号掲載)
(『天然生活』2022年8月号掲載)
「レモンのクリンクルクッキー」のつくり方
粉糖をたっぷりとまぶすことでランダムな模様をつくるクッキー。サクッとほろほろした食感のなかにあるレモンの皮も印象的です。
材料(20個分)
● バター(食塩不使用) | 50g |
● レモンの皮 | 1個分 |
● グラニュー糖 | 50g |
● 塩 | 1つまみ |
● 卵 | 1個 |
● レモン果汁 | 15mL |
● 薄力粉 | 120g |
● ベーキングパウダー | 3g |
● 粉糖 | 100g |
下準備
・バターは常温にもどしておく。
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・レモンは塩でこすりながら洗いワックスを取り、皮をすりおろしておく。
・オーブンを180℃に温めておく。
つくり方
1 ボウルにバター、レモンの皮、グラニュー糖、塩を入れて泡立て器ですり混ぜる。
2 1に溶きほぐした卵を2回に分けて加え、なめらかになるまですり混ぜる。
3 2にふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを1/3量加え、ゴムべらでさっくり混ぜ、途中でレモン果汁を加えて混ぜる。残りの粉を2回に分けて加えて混ぜる。
4 3の生地が固まるまで1時間ほど冷蔵庫で冷やす。
5 4を1個10gほどになるようにスプーンですくって丸め、厚めに粉糖をまぶす。
6 180℃のオーブンで10分ほど焼き、網の上で冷ます。
〈料理/加藤里名 撮影/山川修一 スタイリング/曲田有子 取材・文/永島かおり(bowl company) 協力/UTUWA〉
加藤里名(かとう・りな)
菓子研究家。フランス・パリにて製菓を学ぶ。定期的にヨーロッパを訪れ、本場の食味体験を菓子づくりに活かし続けている。近書に『そのまま食べてもおいしい!ふわふわスポンジ生地のお菓子』(主婦と生活社)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです